9月2日(月曜)アジア・欧州市場の動き(午後9時30分現在)
***ポイント***
1. 31日、オバマ米大統領はシリアへの軍事介入に議会の承認を求める方針を発表(9月9日まで米議会は休会で、議会支持も弱い)→ シリアへの軍事行動の可能性がやや弱まり、リスク資産買い+安全資産売りの流れが強まる。
2. 中国国家統計局の製造業PMIが前月と予想を上回り、HSBC製造業PMIは速報値と変わらずだが前月よりは大幅上昇→ AUD+NZD買いが強まる。
3. 豪住宅着工許可件数が大幅に改善→ AUD買いが強まる。
4. 日本の4~6月期の法人企業統計で設備投資額が微増→ 9日発表の4-6月期GDP2次速報が年率2.6%→3.0%台~4%近くへ上方修正される可能性→ 消費増税がスムーズに実施されるとの思惑が広まり、日本株は上昇し円全面安。
5. ユーロ圏製造豪PMI・改定値は、速報値から若干上方修正し7月より大幅上昇→ イタリア、スペインは50を超え景気は拡大へ、ギリシャも大幅上昇。
6. 英製造業PMIは、予想と7月を大幅に上回り2011年2月以来の高水準→ ポンド買いが強まる。
7. 新興国通貨高、USDTHB、USDZAR、USDTRYはドル安へ。
8. 米国市場はレーバーデーで休日で動きにくい。
日経平均株価は上昇、13,572.92円(+184.06+1.37%)
香港ハンセンは大幅上昇、22,175.34(+443.97+2.04%)
上海総合指数は横ばい、2,098.45(+0.07+0.00%)
豪S&P/ASX200は上昇、5188.28(+53.32+1.04%)
EURO STOXX 50は大幅上昇、2773.36(+51.99+1.91%)午後9時30分現在
USDJPY上昇、
GBPUSD上昇、
AUDUSD上昇、
NZDUSD上昇、
円クロス前全面安
EURUSD横ばい
USDCAD横ばい
USDJPYは、週末の31日、中国製造業PMIと、オバマ米大統領がシリアへの軍事介入に議会の承認を求める方針を発表。週明けは円安からスタート。法人企業統計で設備投資額が微増、4-6月期GDP2次速報が年率2.6%→3.0%台~4%近くへ上方修正される可能性→ 消費増税がスムーズに実施されるとの思惑が広まり、日本株は上昇し円全面安。クロスの円売りが続き、欧州勢の参入に98.90~00円のストップを付け、99.40台まで上昇。
EURUSDは、週末にオバマ米大統領がシリアへの軍事介入に議会の承認を求める方針を発表しても、動意な鈍く、強めのユーロ圏製造業PMI・改定値=51.4(予想51.3 速報51.3 7月50.3)で、速報値から若干上方修正、7月より大幅上昇、イタリア、スペイン=2年4カ月ぶりに50を超える、ギリシャは大幅上昇となったが、EUR買いは鈍く、大枠1.3190~1.3230のレンジ内。GBPUSDは、製造業PMI=57.2(予想55.0 前回54.8)と強く、ポンドの買いが目立ち、EURGBPは0.8470近くまで続落。
AUDUSDは、週末の31日、中国製造業PMIと、オバマ米大統領がシリアへの軍事介入に議会の承認を求める方針を発表。週明けは0.8942と前週終値の0.8897からAUD高からスタート。豪住宅着工許可件数が大幅に改善=前月比10.8%(予想4.0% 前回-6.3←-6.9%)、前年比28.3%(予想 前回-11.8←-13%)→ AUD買いが強まる。AUDJPYの買いも続き、欧州市場では0.9000の大台ま上昇。
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