9月13日(金曜)今日の為替相場見通し
***ポイント*****
◎日本は3連休→ 週末、金曜日。日本は3連休で調子が出ず。
◎FOMC→ 来週18日のビックイベントのFOMCを控え、主流は資産買入枠850億ドル→750億ドルへ縮小だが、結果を見るまでは極端な方向性をだすことは、困難。
◎シリア問題→ 外交的手段が、ロシア提案で功を奏しているのか、どうも軍事行動の声が弱まっている。ただ、週末リスクを考えるとポジションをキャリーしにくい。
◎次期FRB議長はサマーズ氏?→ 日経新聞は、時期FRB議長にサマーズ氏で最終調整、ドル高思考との思惑に、ドル買いが強まる。
◎英国では不動産バブル→ RICSは住宅価格の上昇を年間5%以内に上昇率を抑えるようにECBに求めた。NZも不動産価格上昇に必死。旧英国統治国は不動産が好調のよう。
◎ゴールドンサックスは→ 中国の景気鈍化終了に商品需要が回復する見通し、金価格が1000ドルを割り込む見通し。
◎日本株伸びず→ 日本の法人税の実効税率引き下げへと動くと思われるが、日本株は予想外に伸びず、為替相場はドル高が続く。
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USDJPYは、テクニカルで三角持ち合いを上抜け、多くが円買いへと動いていたたと思われる。最近の特性で、方向性が決まっても長続きしない傾向が強いが、引き続き円売りトレンドは変わらず。99.05円をボトムに、99.00円~100円のレンジをまず続けながら、時間をかけて上値を追っていく展開を考えたい。市場参加者のセンチメントは必ずしも円ベアとは限らず、日本株の上昇が鈍ければなおさらである
EURUSDは、引き続き投機の対象外。世界的にEURUSDの取引量は減少を続けている。テクニカルでしいて言えば、1.3180~1.3360のレンジで、どちらの方向へ動いても不思議ではない。Dailyチャートは、上値限定ながら、ローソク足はした日下が比較的長い状態が続き、押し目買いが強いことを示唆、1.3260~65がボトム。もっとも、トレンドのある、EURGBPやEURAUDもここ2日はEUR売り弱く、EURUSDの売り要因が弱まっている。
AUDUSDは、弱い失業率がきっかけとはいえ、またしても0.93台の魔の水準で上げどまり下落。短期的にはAUDロングポジションの巻き戻しによるAUD売りが強いことが予想され、Dailyのオシレーター系は売りを示唆。ただ、相場感は異なり、先日の高値を再度試すことを期待している。それで、失敗すれば続落傾向が強く、0.9140近くまでのAUD売り考えるが、今はまだ、その時期とは思えない。予想レンジは0.9140~0.9340。
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