2013年9月11日水曜日

9月11日(水曜)アジア・欧州市場の動き(午後8時30分現在)

***ポイント***

⇒ 相場の変化を期待した、オバマ米大統領のシリアに関する演説も、「外交努力が功を奏すかどうか判断するのは時期尚早」で、軍事攻撃の選択肢は消えず、ややドル買いへ。

⇒ ロシアはフランスが提案した、シリアへの「国連安保理決議の草案」を「国連憲法第7章の制裁措置」に反対し支持いまだせず。

⇒ 日本株上げ渋り、USDJPYは100.10~100.60のレンジを抜け出せず。不甲斐ないが、クロスの円売りがなければ、ただの木偶の坊通貨。ただし、ボトムラインは99円に上昇。気がつけば100.50円、100.85円、101.50円のどこかで引っかかりながら、上昇へ。

⇒ EURはイタリアのベルルスコーニ元首相という問題児を抱え、政局不安を引きづりながらも、主体性なしで、1.3245~1.3280のレンジを抜け出せず。今日、明日で、1.33台乗せできなければ、んんん、やや弱気にならざるを得ないが、今はまだ、1.32~1.34のレンジを予想。

⇒ GBPは強い雇用統計に一人気を吐き、GBPUSD+EURGBPでポンド高へ。1.57台を定着させ、ついに一時1.5825まで上昇し、買いの流れ変わらず、ターゲット1.5900。孤軍奮闘の一人勝ち通貨。

⇒ AUDは強い消費者信頼感指数が加わり(強い中国の経済指標とGDP見通しの上方修正)、利下げ観測が遠のきながらも、魔のライン0.93台を定着できず(6月以降で、0.93台は過去5回全て止められ、0.93近くを合わせれば過去14回失敗し下落した水準)、0.9280~0.9320のレンジを抜け出せず。利食いの売りが収まるのを待つ以外なさそう。

⇒ 円クロスは、GBPJPYを除き、主体性の乏しい動き。期待感の円安と、物理的な円ショートポジションの葛藤を継続中。実需の真内登場を待望。


日経平均株価は横ばい、14,425.07 (+1.71+0.01%)
香港ハンセンは小幅下落、22,937.14(-39.51-0.17%)
上海総合指数は小幅上昇、2,241.27(+3.29+0.15%)
豪S&P/ASX200は上昇、5234.39(+33.22+0.64%)
EURO STOXX 50は小幅下落、2860.37(+8.97+0.31%)午後8時30分現在

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