***ポイント***
⇒ 遅ればせながら円売り全開
⇒ ドルは複雑、AUD+NZD+CADでドル安、JPY+EUR+CHFでドル高、GBP動けず。
⇒ 対シリアへの平和的な解決策を模索中。
⇒ 米議会の対シリア軍事攻撃で反対論も多いが、審議の結果待ち。
⇒ 新興国の金融市場は落ち着きを取り戻し上昇へ。
⇒ 9月18日のFOMCでQE3の縮小との予想は消えず。
USDJPY
3拍子揃った円売り材料、①オリンピック東京開催の経済的波及効果と、安倍首相の高い信頼感、②日本のGDP2期連続大幅上昇で、消費増税の実施期待が強まり、安倍首相は経済政策パッケージの取りまとめに動く、③日本株高に、円売り圧力が続く。
USDJPY、100円、100.20円のバリアを超え、100.50円、100.85円、101.50円のどこかで引っかかるのだろう。
GBPJPYは157.36円まで上昇。2013年5月の高値156.76円を超え、2009年6月の162.57円を超え、2009年8月高値163.06円、2008年11月の高値163.33円がターゲットに入り、AUDJPYは、93.10円台まで上昇。2013年7月の高値93.07円を超えた。結果、いつ、ムードの円売り(投機的)から、実需の円売り(資本の動き)へと変化するのか? そうなれば、101.50円も楽に超えてくるのだが。シリア国連調査結果+FOMC待ちかな?
EURUSD
投機筋の視野に入らず、興味はクロスだけ。EURGBPは下落傾向変わらず0.8400をクリアに割り込むと更なる下落へ。EURAUDも下落傾向変わらず、EURJPYだけがかろうじて上昇傾向。EURUSDはコアのレンジ1.3100~1.3300から、1.3200~1.3400に嵩上げを期待しているが・・・。しかし、EURUSDは、どうもクロスでEUR売りが続き、先週金曜日と欧州市場の開始直後に上値トライで1.33台を試せず、1.3220台まで下落。これらからの米国市場待ち。
AUDUSD、中国経済もなんとか底に足がついた感じ。新興国の金融市場混乱も目先は安泰。米金融緩和策の縮小のビック・テーマが残っているが、資産買入枠の100億ドル削減は、徐々に市場に織り込まれつつある。そして、豪州経済指標は予想を上回り、中国経済指標も予想を上回り、豪政権交代に景気回復期待が強まる。期待感は、ダブルボトム達成。今後は、0.9100台を底値に、方向性は0.9400までのレンジを期待。ただし、シリア情勢の悪い方向への急変と、FOMCの資産買い入れの縮小決定(IF)後の変動だけは注意い。
EURO STOXX 50は大幅上昇、2816.13(+47.55+1.70%)
豪S&P/ASX200は上昇、(5201.17+19.70+0.38%)
日経平均株価は大幅上昇、(14,423.36+218.13+1.54%)
香港ハンセンは上昇、(22,976.65+226.00+0.99%)
上海総合指数は大幅上昇、(2,237.98+25.46+1.15%)
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