***ポイント*****
※ シリアへの軍事行動の回避でロシアの提案の行方と、米議会の動き
※ オバマ米大統領は米国民へ向けシリアに関して演説(9月10日)
⇒ USDJPY、週明け月曜日、昨日は期待外れの100円台からの下落。しかし、潜在的な円売り材料は少ないどころが強まっている。後は、資本・実需の円売りがついてくるだけだが、USDJPYストレートではパワー不足。AUDJPY&EURJPYを中心としたクロスの円売りを期待し、これが火付け役。まずは、目指せ100円台定着。
⇒ EURUSD、1.3100がボトム。ECBは現行の金融政策を継続、南欧諸国の経済指標は若干回復、センチメントでは、ユーロ圏経済の悪化再燃の懸念はなし。1.3200~1.3400のレンジへ嵩上げを期待。注意点は、EURGBP=0.8400割れ定着のリスクがあり、EURGBPの売り+EURJPYの買いも? 結果、GBPJPYの買い? もうすぐ上抜けしそうな雰囲気。
⇒ AUDUSD、まだまだ不安ながら、中国経済もなんとか底に足がついた感じ。新興国の金融市場混乱も、目先は安泰。米金融緩和策の縮小のビック・テーマが残っているが、資産買入枠の100億ドル削減は、徐々に市場に織り込まれつつある。そして、豪州の政権交代に伴う経済の立て直し期待感と、今日の分を含め、最近の経済指標の改善に、期待感は、ダブルボトム達成。今後は、0.9100~0.9400のレンジを期待。ただし、シリア情勢の悪い方向への急変と、FOMCの資産買い入れの縮小決定(IF)後の変動だけは注意い。
今後直面するテーマと材料
※ FOMCでQE3縮小の可能性は消えず(9月18日)
※ 日本の強い4-6月期GDP3.8%と、日本株高と、2020年東京オリンピック開催決定の今後の影響
※ 緊迫のエジプト情勢
※ イタリア政局の混迷
※ 米連邦債務引き上げ問題(10月半ばにデフォルトの恐れ)
※ 米国債の利回り上昇
※ 法裁判所判断の欧州安定メカニズム(ESM)と新財政協定の合憲性判断を発表(9月12日)
※ 米8月の消費者物価(9月17日)
※ ドイツ連邦議会選挙(9月22日)
※ ギリシャ第3次支援の有無、
※ 次期FRB議長にサマーズ氏有力
金融政策
※ NZ中銀理事会(9月12日)
※ 豪中銀理事会議事録(9月17日)
※ BOE・MPC議事録(9月18日)
※ FOMC(9月18日)
0 件のコメント:
コメントを投稿