2013年8月8日木曜日

USDJPYは頭と値動きが異なり、当惑気味。

USDJPYは、96.00円のオプションバリアを前にした攻防戦を繰り広げていると言われている。もっとも、欧州市場に入ってからは、大枠96.10~96.40円のレンジで攻防戦が続いている。

USDJPYは、夏場の薄商いで、円ショートの巻き戻しが続いているだけで、遅かれ早かれ、円売りへ変化するとの相場感に固執し、中長期的な円売りが頭から離れられないでいる。

しかし、最近の値動きは逆で、Dailyチャートは下降トレンドラインを形成し、引き続き、下値リスクが続き、96.50~65円の下値をブレークしたことで、次は95.39円、そして、200日単純移動平均線の93.20円が大きなターゲットになっている。

Weeklyチャートでは、21週指数移動平均線の97.40円を割り込み、極短期間でこの水準に逆戻りすることができれば、話は別だが、どうも、93.79円方向へと向かっている。

Monthlyチャートは、長い下降トレンドを維持しながらも、このままでいけば3カ月連続の陰線となる可能性があり、今月の始まり値97.84円を超えなければ、引き続き弱く、信じたくないが89.00~40円がターゲットに入ってくる。




EURUSDも1.3360の売りが多いと言われているが、この水準を上限に上げ度待っている。下げ幅は非常に限定的で、上値をトライすると思われるが、Weeklyの200週間単純移動平均線の1.3400を、週末に超えることができるかが、より重要。

中期的には、1.2600~1.3800のレンジを継承中で、Daily、Weekly、Monthlyチャートは、方向性は別として、現時点では買いを示唆しているインディケータが多い。

AUDUSDは、0.9000を割り込み、0.88台まで下落し、どこまで下げるのか心配したが、豪中銀の利下げを契機に、買い戻しが強まり、ようやく0.90の大台を回復した。

21日指数移動平均線の0.9095近くまでようやく値を戻し、この水準を超えて、さらに買いが続くことができるのか、注目している。この水準を超えることができれば、先の長きに渡り継続した、大枠0.9030~0.9330のレンジに逆戻へ。ただ、0.9400を超えなければ、さらなる上昇は期待薄。

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