USDJPYは、夏場の薄商いで、円ショートの巻き戻しが続いているだけで、遅かれ早かれ、円売りへ変化するとの相場感に固執し、中長期的な円売りが頭から離れられないでいる。
しかし、最近の値動きは逆で、Dailyチャートは下降トレンドラインを形成し、引き続き、下値リスクが続き、96.50~65円の下値をブレークしたことで、次は95.39円、そして、200日単純移動平均線の93.20円が大きなターゲットになっている。
Weeklyチャートでは、21週指数移動平均線の97.40円を割り込み、極短期間でこの水準に逆戻りすることができれば、話は別だが、どうも、93.79円方向へと向かっている。
Monthlyチャートは、長い下降トレンドを維持しながらも、このままでいけば3カ月連続の陰線となる可能性があり、今月の始まり値97.84円を超えなければ、引き続き弱く、信じたくないが89.00~40円がターゲットに入ってくる。
EURUSDも1.3360の売りが多いと言われているが、この水準を上限に上げ度待っている。下げ幅は非常に限定的で、上値をトライすると思われるが、Weeklyの200週間単純移動平均線の1.3400を、週末に超えることができるかが、より重要。
中期的には、1.2600~1.3800のレンジを継承中で、Daily、Weekly、Monthlyチャートは、方向性は別として、現時点では買いを示唆しているインディケータが多い。
AUDUSDは、0.9000を割り込み、0.88台まで下落し、どこまで下げるのか心配したが、豪中銀の利下げを契機に、買い戻しが強まり、ようやく0.90の大台を回復した。
21日指数移動平均線の0.9095近くまでようやく値を戻し、この水準を超えて、さらに買いが続くことができるのか、注目している。この水準を超えることができれば、先の長きに渡り継続した、大枠0.9030~0.9330のレンジに逆戻へ。ただ、0.9400を超えなければ、さらなる上昇は期待薄。
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