2013年8月7日水曜日

GBPUSDとEURUSD。

注目の、カーニー総裁率いるBOEのフォーワードガイダンスは、失業率が7%に低下するまで、政策金利を過去最低水準に維持することを表明し、成長回復の時期も2016年となった。一部には2015年の予想もあり、あまり評価できるものでは、なかったように思える。

結果、一時GBP売りとなったが、サマーバケーションのこの時期は、市場参加者も少なく、取引量減少気味で、ある程の悪いことを予想した、GBPショートポジションの利食い場に使われたようにも思われてならない。

GBPUSDの真の評価は、これからのNY市場待ちとなっているが、1.5550をクリア(完全に)超えることができれば、話は別で、GBP買いの流れへと変化しやすくなっている。

EURUSDも、また然り。ここ数日間続く、強いユーロ圏の経済指標に、成長の回復期待が高まり、底値を少しだけ切り上げている昨今。今日も、独6月の鉱工業生産は、予想・前回を大幅に上回り、強い数字となった「前月比2.4%(予想0.3% 5月-0.8%←-1.0%)、前年比2.0%(予想-0.4% 5月-1.2%←-1.0%)」。

しかし、1.3324が高値で、昨日の1.3323と同じ水準で上げ止まっている。EURUSDもまた、今日のNY市場待ちとなってしまったが、1.3200~1.3400の水準にいる間は、どうもやりようがない。

7月10日から、緩やかな上昇傾向が続き、1.3200を底値として維持できている間は、買いの流れが続きそうで、1.3400を超えることができるのか、トライしたくなってくる。

もちろん、1.34トライ、失敗、下落のリスクは、今のこの時期では予想の範囲内。

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