とはいうものの、遅かれ早かれ米国は量的緩和の縮小に動くことは間違いないとの思惑は消えず、その影響が今後の為替相場に影響を与えることは、ほぼ間違いない。
昨日、エバンズ・シカゴ連銀総裁は、QE3の規模は1.2兆ドルで、QE2の倍と言う。約117兆円近い資金がどこかに徘徊しており、縮小が始まると、先のバーナンキFRB議長ショック後のアジア・中国の金融不安の状態が再燃する可能性は、絶えず残っている。
結局は、安全資産としての円買いへ動き安いのだが? 円は円で、日本の消費増税がすんなり開始できるのか? との、不安が海外勢にはある。「やるしかない・やらなければならない」とは思いながらも、もし? があれば、日本の発の金融不安が広まる可能性は、公的機関の多くから指摘されている通り。絶えず円安の爆弾を抱えているが、問題は本当に爆発するのか・いつ爆発するか!
誰もわからず、結果として、テクニカルでの円安傾向は続き、円ショートポジションをある程度維持しながらも、円高材料が強まれば、一部ポジションを減らし、100円近くなれば利食い、押し目があれば、新たな円ショートを作ることを繰り返しているように思えてならない。
ただ、最近の値動きからは上値は重くなり、やや下押しリスクが残っている。 が、それでも円高は限定的と思えてならない。
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