2013年8月23日金曜日

8月23日(金曜)為替相場を考える

8月23日(金曜)為替相場を考える

※新興国(EM)のマーケット(特に、タイ・インド・インドネシア・トルコ・ブラジル・メキシコ)
※ CEEMEAのマーケット
※ 米国債の利回り上昇
※ ジャクソンホール経済シンポジュウム(8月22~24日)、
※ 米第2四半期GDP(8月29日)、
※ G20サミット(9月5~6日) 
※ 米8月の雇用統計(9月6日)、
※ 米8月の消費者物価(9月17日)、
※ 法裁判所判断の欧州安定メカニズム(ESM)と新財政協定の合憲性判断を発表(9月12日)
※ ドイツ連邦議会選挙(9月予定)、
※ ギリシャ第3次支援の有無、
※ 緊迫しているエジプト情勢、

金融政策
※ 豪中銀理事会(9月3日)
※ BOE金融政策委員会(9月5日)
※ ECB理事会(9月5日)
※ NZ中銀理事会(9月12日)
※ 豪中銀理事会議事録(9月17日)
※ BOE・MPC議事録(9月18日)
※ FOMC(9月18日)

米QE3の縮小開始期待が続き、その影響で新興国の金融市場に動揺が広まり、まだ完治するに至っていない。22日から始まるジャクソンホール経済シンポジュウムは、イエレン次期FRB議長候補の講演が注目されるが、バーナンキFRB議長は欠席、FRBの基調講演もなく、興味は薄らぎ、事前の投機的対象になりにくい。

USDJPYは、もちろん、今後の株価と金利の動向に左右されるので注意が必要。しかし、新興国の金融不安に安全資産のグループ一員として円買いは続かず。膨大な買いに、95円台を試す事はできず逆に、終値ベースで21日指数移動平均線を超え、スロー・ストキャスティクスも買いを継続している。これからは、下降トレンドのバンド上限となる98.90円を超えると、ちょっと話は別で、円安感がより強まる可能性が高くなる。



EURUSDは、最近の経済指標は強く、新興国の金融不安で恩恵を受ける通貨。
200日移動平均線は1.3128で上昇を続け買いの相場が続き、21日指数移動平均線は1.3298で終値ベースでこれを底値に、上昇トレンドを継続し、これが終値で大きな下値のポイント。これを割り込んで終わるまでは、EUR買い相場が続きやすくなっている。スローストキャスティクスは下降+プライスは上昇=ダイバージェンシーで、とても気になっている。が、1.3250~1.3450を超えまでは積極的になれず。




AUDUSDは、米国との金利差拡大+新興国の金融不安でコモディティー通貨安の連鎖で、プレッシャーは下値方向。豪中銀はよほどAUD高にならない限りは、追加の利下げも考えにくい。今月に入り、0.8850~0.9250のレンジを抜け出せず、それまでは、このレンジ内での取引で、予想外に健闘していると言わざるを得えない。21日指数移動平均線の0.9085を終値ベースで超えてくると、AUD買いが強まることが予想されるが、その上には、多くおポイントが待ち構えている。





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