今日は終戦記念日、夏枯れ相場が続く金融市場。豪・英・米国の金利上昇が目立ってしょうがない。ブルームバーグ・エコノミスト調査では65%が9月のFOMCで資産買い入れの縮小を予想。債券市場から株式+商品市場へ資金の流れが続き、為替相場もその動きに添った値動きとなっている。
円相場は相も変わらず株式連動相場が続き、強い英経済指標と、リセッションから脱したユーロ圏GDPが目立ち、カイロではデモ隊と治安部隊が衝突し、死者は95人で死傷者は数百人、ついに、エジプト全土に非常事態宣言が発令、夜間外出禁止令も一部で発令され、原油価格の上昇は止まらず。
ブルームバーグが8月9~13日(前回7月18~22日)に実施したエコノミスト調査では、9月のFOMCで資産買い入れの縮小予想が増加し、反面、購入金額の減額金額は縮小となった。
65%のエコノミストが9月のFOMCで資産買入枠の縮小が決定されると予想(前回は半数が予想)、当初は月額850億ドルの債券購入が100億ドル減額され750億ドルへ、2014年半ばには債券購入の終了を予想(前回は月額200億ドル縮小を予想)
昨日発表された、米7月の卸売物価指数は、予想・前回を下回り伸びは鈍く、ブラード・セントルイス連銀総裁は、債券買い入れプログラムの縮小を決定する前に、経済の改善やインフレなど多く見極める必要があると、慎重発言。
USDJPY、買いも続かず狭い値動き(-0.07%)。アジア市場で97.90以下の買いは強く、日本株の上昇に一時98.40台まで上昇したが、続かず。結局は、98.00~30の狭いレンジ。
EURUSD、売りも収まり狭い値動き(-0.06%)。強いフランス・ドイツのGDPは強く、ユーロ圏はようやくプラス成長でリセッション脱出し、売りも弱まるが動きは鈍い。
GBPUSD、3日続落から反転上昇へ(+0.34%)。失業保険申請件数は改善傾向が続き、BOE議事録では、新たに設定されたフォーワードガイダンスは8対1で決定、予想より早い利上げの思惑に、10年債利回りは2.66%まで上昇し、クロスを含め、ポンド高が続き、強い英経済指標に8月1日から始まるEURGBPの下落は止まず。
AUDUSD、下げ止まり小幅上昇(+0.11%)。ウエストパック消費者信頼感指数は、前回を大幅に上回り、商品相場が強くリスクオンの流れに、5カ月ぶりの高水準で0.9150台まで上昇したが、米株は弱く伸び悩む。
NZDUSD、上昇が目立つ(+0.82%)
円クロスでは、NZDJPY+GBPJPYでは円安、CHFJPY+EURJPY+CADJPYは小幅円高
日経平均株価は一時下落したが、午後から大幅上昇、14050.16 円(+183.16+1.32%) 、ダウ平均株価は下落、、15,337.66ドル(-113.35-0.73%)、欧州株は小幅上昇、買いの流れが続き、EURO STOXX50は、2,852.08(+10.47+0.37%)。
金価格は上昇(+1.15%)、原油価格は小幅上昇(+0.38%)、ドルインデックスは小幅下落(-0.05%)
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