USDJPYは、一時100.45円まで上昇したが、日本株の下げに結局は100円の大台を維持できず、上値の重さが気になっている。
EURUSDは、独IFO、英GDPの対決となった。先に発表されたIFOは、業況指数106.2(予想106.1 前回105.9)、現況指数110.1(予想110.0 前回109.4)、期待指数102.4(予想102.5 前回102.5)→ 予想・前回をやや上回り、発表直後はEURUSD1.3230台とEUR買いへと動くが続かず、強い英GDPを期待したEURGBPの売りが続いたが、英GDPは予想通りで、元の水準に逆戻り。
GBPUSDは、住宅市場の回復傾向もあり、第2四半期GDPが前期比0.6%に強まるとの予想に、EURGBPの売りが続き、GBPUSDは1.5380台まで続伸した。結果は、第2四半期GDP・速報値=前期比0.6%(予想0.6% 前回0.3%)、前年比1.4%(予想1.4% 前回0.3%)→ 予想・前回と変わらず、逆にGBPUSDは下落し、EURGBPは上昇へと動く。
NZDUSDは、NZ中銀が、政策金利2.5%の据え置きを大かたの予想通りに決定。年内の金利を据え置く見通しを示しながも、住宅・建設セクターによるインフレ圧力が高まると予想し、対応のために利上げする可能性も示唆→ NZDの買いが強まる。
ウィーラーNZ中銀総裁は、「NZDは引き続き高い」、「金融刺激策の解除は将来的に必要となる可能性があるが、年末まで変更ない見通し」を示し、年内は政策金利2.5%を据え置く見通しとなった→ 住宅価格が上昇し建設セクターのインフレ圧力を意識し、NZD買いが続く。
中国人時社会保障省の報道官は、「一部の業界で生産能力が過剰となり、構造上の問題を解決する際に、雇用に強い調整圧力がかかる」、「中国が今後数カ月間にかなり重大な雇用問題に直面し、雇用面での調整圧力は極めて強いものになる」と発言。
中国の指導部は、製造業や輸出主導型の経済から脱却し、国内消費と内需が主導する経済への転換に取り組み、この転換に伴う業界再編で雇用が失われる可能性が高まっている。
0 件のコメント:
コメントを投稿