ヒルセンラス氏「次回のFOMCで、FEDのフォワードガイダンスを調整(短期金利を低水準で推移させる)するために、失業率の数値目標を引き下げるか、新たなインフレ目標を導入する可能性がある」との記事。→ ドル売りへと変化、午前2時過ぎの薄商いの中でドル下落基調が強まった。
一方、「次期FRB議長の椅子は、サマーズ氏(元財務長官)とイエレン氏(FRB副議長)に絞られた模様で、サマーズ氏がリードし、彼ならば利上げ時期が2015年半ばから2014年に前倒しになう可能性がる」(WSJ紙)と相場に対しては相反する材料。
USDJPYは、引き続き99.00~101円のレンジながら、下限に近付きやや、下値ブレークの不安感が強まる。
EURUSDは、ようやく1.3000~1.3200のレンジ上限をクリアに上抜け、独IFO景況指数は、予想・前回をやや上回り3カ月連続の改善で、次は1.3400が上値の目標となり、1.3100~1.3400のレンジへ動きつつある。メルツ銀行の月例調査では「ドイツ企業はユーロ安を予想し、今後3カ月間でドルに対してユーロが下落するとの予想を示した企業の割合は7割強で、上昇を想定できると回答したのはわずか8%」とのことで、大幅なEUR高も予想しにくくなる。
GBPUSDは、1.5300の上値をブレークし、予想通りとは言え、第2四半期GDPが強く、景気回復の期待感が強まり、一時1.54台に入っても買いは続かず。ただ、英経済の回復期待は強まる。
AUDUSDは、AUD買いが強まっているが、まだ、0.9000~0.9300のレンジを抜け出せずにいる中、NZDUSDは、ウィーラーNZ中銀総裁が「将来、金融刺激策の解除が必要になる公算は大きい」との発言に、0.8000の大台を超え一時0.81台まで上昇。
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