2013年7月24日水曜日

為替相場が動き始めたのは、弱い中国のHSBC製造業PMIで、中国株(上海総合)は一時1.6%近くまで下落し、日経平均株価も弱く、AUD+NZD売りが強まる。人民銀行の預金準備率引き下げ期待に、値を戻すが、ドル高の流れが続いた。



欧州市場に入り、欧州株が堅調に推移(EURO STOXX 50=+21.59+0.79%)、米株先物も強く、久々に50を上回る強いユーロ圏PMI(含む、フランス・ドイツ)に、EUR買いが強まり、EURJPYの買いもフォローし、USDJPYは100円の大台まで上昇。


NZの貿易収支は輸入の減少に予想を上回り、一時NZD買いが強まる(4.14億NZドル 予想1.05億NZDドル 前回0.39←0.71億NZD)。

豪消費者物価指数は、ほぼ予想と変わらに、次回の豪中銀理事会は現行の政策金利を維持する可能性が高まり、AUD売りへと変化(第2四半期 消費者物価=前期比0.4% 予想0.5% 前回0.4%、前年比2.4% 予想2.5% 前回2.5%、トリム平均値=前期比0.5% 予想0.5% 前回0.3%、前年比2.2% 予想2.2% 前回2.2%)

中国HSBCの製造業PMI・速報値は昨年9月以来の低水準で、GDP目標の7.5%(ボトム7.0%)を維持するには預金準備率の引き下げが必要との予想に、中国株は弱く、新興国+AUD売りが強まる(47.7 予想 前回48.2 )

日本貿易収支は12カ月連続の赤字だが、円安効果と海外経済の持ち直しで輸出は増加し赤字額は大幅に減少。しかし、燃料輸入の高止まりで赤字基調が続く(-1,808億円 予想-1606億円、前回-9963億円)

ユーロ圏の総合・製造業・サービス業PMIは予想・前回を上回り(フランス・ドイツも強い)、改善・悪化の目安の50を超え、第3四半期GDPの伸びが強まる可能性に、EUR買いが強まる(ユーロ圏の総合PMI・速報値=50.4 予想49.1 前回48.7、製造業PMI・速報値=50.1 予想49.1 前回48.8 、サービス業PMI・速報値=49.6 予想48.7 前回48.3)

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