2013年7月4日木曜日

緩やかな円安、緩やかなEUR安の流れは変わらず。

USDJPYは101円を目の前に見ながらも、信じがたいような円高への動きに驚きを隠せない。しかし、円安相場の変化は見られず、気がつけば100円台、前回の高値103円台を目指し、105円が当面のターゲットで、最大108円までの可能性も。

当面は、USDJPY=100.83円→99.26円まで急落、円クロスも大きく値を下げた影響を受け、急激は円売りも難しくなっているが、円安の流れに変化はない。

目の前に迫った参院選の自公民圧勝期待に、円ロングの逆張りを選択できず、結局は投機的な円ショートが溜まりやすくなっている現状は理解できるが、その後の政局安定=長期的・追加景気刺激策の期待は変わらず。(本当は、日本の財政政策が心配なんですが)

結果、昨晩はやや悲観的な見通しで98~100円のレンジを予想したが、99円台を確りと維持し、米雇用関連の数字も強いことで、98.50~100.50円のレンジへとやや嵩上げされた水準を想定。

EURUSDは、5月の1.28台で底固めしてし、次に1.30台で底固めすることも考えたが、どうも緩やかなEUR安相場が引き続き続きそうである。

「ECBの緩和政策継続 対 FRBの緩和政策からの出口模索」の相反する動き。欧米の成長率格差、ポルトガル・ギリシャへの政治経済への不安、予想範囲だが、最近のドイツ経済成長の伸び率鈍化が、その要因で、エコノミストがユーロ圏は第2四半期にリセッションを回避し、第3四半期に景気拡大との予想が、昨日のユーロ圏PMIでもはっきりと見えてこない。

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