EU加盟国28カ国、ユーロ圏18カ国へと拡大し、目先の悲観的なユーロ安材料にもかかわらず、信認が厚いようにも思われる。
ギリシャ向けの金融支援が財務相会合でようやく決まったが財政問題で揺れ、ポルトガルは政局不安に揺れる、通貨ユーロ。EURUSDは一時1.27台まで下落しながらも、旺盛なEUR需要に、なんとか1.30台まで値をもどしている。
クロアチアがEUに新たに加盟することが決まり、来年1月からはユーロ圏にラトビアが新たに加わる。このように揺れている欧州連合(EU)やユーロ圏に新たな加盟国が加わり、小国の加盟ながらユーロの結束がより強くなることが予想される。
7月1日 クロアチアが欧州連合(EU)に加盟した。新規の加盟国としては2007年のブルガリアやルーマニアに次いで久しぶりの新規加盟とある。2003年2月にEU加盟申請をしており、ユーゴ紛争処理や、国内の裁判制度の法的な遅れにより、実現までに10年以上経ての加盟となった。
7月9日 EU財務相理事会で、ラトビアが2014年1月から単一通貨ユーロを導入することを正式に承認。新規加盟国としては2011年のエストニア以来の3年ぶりとなり、加盟国はこれで18カ国となり、リトアニアも2015年の導入を目指し、準備を進めている。
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