2013年7月4日木曜日

米独立記念日の中、平穏な相場展開が予想されたが? これからの、ドラギECB総裁の記者会見が今日のメインイベント。

米独立記念日の中、平穏な相場展開が予想されたが? これからの、ドラギECB総裁の記者会見が今日のメインイベント。

アジア市場では、日本株が小幅下落(前日比-36.63円+0.26%)、香港ハンセンは逆に上昇(前日比+321.36+1.6%)、上海株も上昇(前日比+11.83+0.59%)。

欧州に入ると、カーニー新BOE総裁の発言を受けて、英株FTSEは上昇(前日比+72.56+1.16%)し、EURO STOXX 50も上昇へ(前日比+19.37+0.75%)。

GBPUSDは、BOEの金融政策委員会で、予想通り政策金利0.5%、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定。カーニー新BOE総裁は、通常ないはずのところ、異例の声明を発表し、「将来、政策金利の上昇を見込むことは、最近の国内経済情勢を踏まえると正当化されない、これが金融政策委員の見解」と発言。金利引き下げ圧力が強まるとの思惑に、英株は上昇し、ポンドはクロスを含め下落へ。

AUDUSDは、住宅着工件数が、前月比-1.1%(予想-1.5% 前回9.5←9.1%)、前年比-3.2%(予想 前回28.8←27.3%)にやや売りへと変化したが、続かず。ロウ豪中銀副総裁が「スティーブンス豪中銀総裁が発言した「非常に長い時間審議した」との発言は、軽い気持ちでの発言に、メディアと市場は誤解した」との発言に、前日広まっていた、近い将来の利下げ観測が弱まり、AUD買いが強まる。

EURUSDは、前日のロンドンフィキシングで上昇した流れを続けながらも、ポルトガルの政局不安に、1.30の大台を維持できず。スロベニアの銀行セクターの問題、キプロスの改革の遅れ、アイルランドのキャンダルと続き、ポルトガルは2日間で財務相と外相が辞任。緩やかなEUR安継続中。

ECB理事会は、政策期金利0.5%、限金利となる中銀預金金利0.0%と、予想通り据え置いた。

後は、ドラギECB総裁の記者会見待ちで、今日は、これがメインイベント!

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