2013年7月15日月曜日

米中戦略経済対話

米中戦略経済対話

7月10日~11日にワシントンで米中戦略経済対話が開催された。日本は中国や韓国との外交が疎遠になる中で、頼りの綱の米国は、中国との直接対話を行い、日本だけが取り残されるように思われてならない。

経済面では、規制の削減などを通じて原則としてすべての産業分野で両国の企業の投資を促進させる投資協定について、懸案事項は残るが、実質的な協議に入ることで合意。規制の削減などを通じて両国の企業の投資を促進させる「投資協定」の締結について、原則として、すべての産業分野を協定の対象に近く実質的な協議に入ることで合意した。

FRBの資産買入枠の削減との思惑に、新興国からの資本流出の懸念の対応として、重大な経済政策について情報交換を行うことで合意。

中国で「シャドーバンキング」と呼ばれる銀行の財務諸表に計上されない資金の取引が問題化していることを受けて、金融監督の分野で協力を強めることで合意した。ITを活用した効率的な電力網の整備など温暖化対策での協力で合意し、シェールガスの技術に対する投資を促進させることなどで一致している。

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