次の為替相場の焦点は、何だろう?
サマーバケーションのトレンドレス相場?
今後の米経済指標を見守る消極姿勢?
米金利の低下による、金利差相場?
それとも、米金融緩和が当面ないとの思惑に、リスク資産買い?
サプライズは、金価格の上昇!
昨日は、日本の参議院選挙の与党大勝を受け、開始直後がドル高のピークで瞬間芸に終わる。そして、弱い米経済指標(シカゴ連銀全米活動指数=-0.13 予想0.0 前回-0.29←-0.30、米中古住宅販売件数=前月比-1.2% 予想1.4% 前回3.4%←4.2%)もあり、米金利は低下し、ドルはボトムをつけ、円は全面高。欧米株価も小幅な上昇に積極的な動きはない。
USDJPYは、約2週間に渡り99.00円~101円のレンジで大きな変化はない。参議院選挙後の与党大勝を受けた、円売りを期待したが、早朝が円安のピークとどうも、実需筋の動きがついてこない。それと、先の円安→円高で大きな損失を被った投機筋が多く、積極的な動きが見えない。目先の短期的なショートポジションの解消が済めば、円売り開始へ。
EURUSDは、緩やかに底値を切り上げ、約2週間続いている1.3000~1.3200のレンジの上限を試し、この水準をクリアに超えることができるのか? ドイツ連銀の月報では「ドイツ経済は第2四半期に回復後、減速へ」とあるが、大方の予想通りでサプライズはない。EU財務省は24日にギリシャ支援で電話会議をすると発表。次の目標は1.3400へ。
GBPUSDは、久しぶりに1.53の大台を達成し、次の目標は1.5390。マークイット調査では「英国民の35%が1年以内に、2年以内では53%が、2年以降では16%が利上げすることを予想」とある。それとも、キャサリン妃が第一子を誕生したことでご祝儀相場なのかは、不明ながら、「EURGBP」が0.8600を終値ベースでついに割り込み売りへ。
AUDUSDは、下落傾向が止まり、0.9000を底値に0.9000~0.9300のレンジに入り久しい。0.9000割れをクリアに試すことができず、どうも残尿感が残るが、それは、それで、0.9300を日中終値ベースで超えてくると、0.9600近くまで上昇する可能性が高くなる。特に、最近の金価格の上昇を見ると.....!
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