日経平均株価は14295.44(+363.56+2.58%)と大幅上昇。前日のユーロ圏財務相のギリシャ融資決定、ポルトガルの政局不安の後退に、欧米株の上昇したことや、懸念の中国株も強い。本日の欧州でもEURO STOXX50が2671.86(+21.01+0.79%)と強く、日経先物も大幅に上昇している。
しかし、USDJPYは、100.80円以下の買いに支えられて、底値も限定的だが、株価の大幅上昇と比較したら上値は重く、101.30円で頭打ちの状態で上昇力は鈍い。
AUDUSDは、豪NAB企業景況感指数のマイナス幅が拡大=-8(予想 前回-4)。企業売上高と収益が減少し、2009年5月以来の低水準で、一時安値を付けるが、リスクオンの流れに底堅く、0.9180台まで一時上昇しているが、0.9200の大台は鬼門。
NZDUSDは、NZのクオータブル・バリュー(政府機関)は住宅価格指数が9カ月連続で過去最高を更新し、利上げ観測が強まる=年率換算7.6%、平均住宅価格=44.125万NZドル(平均所得5.5万NZドル)
中銀は住宅市場の過熱を抑制に、利上げではなく、マクロプルーデンス・ツールを今後数カ月で導入する予定で、頭金比率20%以下の融資に規制をかけることなどが含まれている。しかし、ロイター調査では、2014年初めに政策金利を2.5%→2.75%まで引き上げるとの予想が多い。
イングリッシュNZ副首相兼財務相は、2012年・13年(6月まで)の財政赤字が、税収増と歳出抑制で、予想を大幅に下回る可能性が大きいと発表。NZDUSDも買い先行で動いたが、0.7880台を直前に上値がやや重くなっている。
GBPUSDは、英貿易収支は-84.91億ポンド(予想-85億ポンド 4月-84.3←前回-82.24億ポンド)と予想とほぼ変わらずだったが、英鉱工業生産と製造業生産高が弱く、GBPUSDは1.4960台→1.4850割れまで急落、EURGBPも0.8600台→0.8665近くまで急伸。他通貨でもGBP売りの流れが続いている。
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