2013年7月31日水曜日

7月30日は、31日の米ビック・イベント待ちの中、ドル高+円高で、主要通貨では小幅なドル高ながら、AUDUSDは-1.56%と大幅下落し、コモディティ通貨は弱い。大幅下落の日本株もようやく値を戻し、中国株も小幅上昇。

7月30日は、31日の米ビック・イベント待ちの中、ドル高+円高で、主要通貨では小幅なドル高ながら、AUDUSDは-1.56%と大幅下落し、コモディティ通貨は弱い。大幅下落の日本株もようやく値を戻し、中国株も小幅上昇。

USDは、
ドルインデックスは、米GDP+FOMCを直前に控え、米経済指標が予想を上回り、81.838(+0.175+0.21%)と、ようやく下げ止まったが、米成長率見通しの引き下げが相次ぎ、FRBの緩和策の継続期待が強まる。

◎米CB消費者信頼感指数は、信頼感指数は予想・前回を下回るが、現況指数は大幅に改善し2008年5月来の高水準=80.3(予想81.5 前回82.1←81.4)、現況指数73.6(6月68.7←69.2)、期待指数84.7(6月91.1←89.5) 
◎米S&Pケース・シラー米住宅価格指数は、予想・前回を下回るが回復は継続=季調済前月比1.0%(予想1.5% 前回1.7%)、季調前前月比2.4%(予想2.3%  前回2.5%)、前年比12.2%(予想12.4% 前回12.1%) 
◎S&Pは英2013年のGDP予想を2.7%→2.0%に引き下げた

USDJPYは、
6月28日から続いた98.00~101.50、7月11日から続いた98.00~101.00のレンジ下限を割り込みながらも、終わって見れば97.76を安値に、二日連続で98円近辺で動けず(+0.08%円高)

◎年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、2015年度をめどに海外の公共インフラへの投資を始める検討に入った(日経新聞)
◎日本の失業率と有効求人倍率は、リーマンショックの影響を受ける前の水準に回復、雇用情勢が改善=失業率3.9%(予想4.0% 前回4.1%)、有効求人倍率0.92(予想0.91 前回0.90)
◎日経平均株価は上昇=13869.80(+208.69+1.53%)、上海総合株価指数も上昇=1987.79(+11.49+0.58%)
◎甘利経済再生相は、リーマンショックのようなよほどの外的要因がない限り、消費税を引き上げないとの選択肢はない=消費税率は2014年4月に8%、2015年10月に10%に引き上げることが現行法で決まっている、専門家の意見を聞き安倍晋三首相が最終判断

EURUSDは、
独消費者信頼感も強く、ユーロ圏景況感指数も改善が進み、スウェーデン・スペインGDPも改善へと動き、独CPIが予想外に上昇し、一時1.3301まで上昇したが、4日間連続で失敗し1.33の壁を超えられず。強い、米経済指標に1.3234まで下落(-0.14%ユーロ安)。

◎独GfK消費者信頼感指数は、予想通りだが前回より改善が進み、約6年ぶりの高水準=7.0(予想7.0 前回6.8)
◎ユーロ圏景況感指数は、予想を若干下回るが、前回を上回り3カ月連続改善し、景気回復が見られる=92.5(予想92.6 前回91.3)、企業景況感=-10.6(前回-11.2)、消費者信頼感=-17.4(予想-17.4 前回-18.8)、 サービス業景況感=-7.8(予想 前回-9.6)」、 業況判断指数はマイナス幅が縮小=-0.53(予想 前回-0.67)
◎スペイン第2四半期GDP・速報値は、前期よりマイナス幅が縮小へ=前期比-0.1%(予想-0.1% 前回-0.5%)、前年比-1.7%予想-1.8% (前期-2.0%)
◎スウェーデン第2四半期GDPは、ユーロ圏の需要が弱く予想外のマイナスへ=前期比-0.1%(予想0.1% 前回0.6%))、前年比0.6%(予想1.0% 前期0.6%)
◎独消費者物価指数・速報値は、予想・前回を上回り、前年比は今年最高の伸び率で、一時ユーロ買いが強まる=前月比0.5(予想0.3% 前回0.1%)、前年比1.9%(予想1.7% 前回1.8%)、EU基準前月比0.4%(予想 前回0.1%、前年比1.9%(予想 前回1.9%)

AUDUSDは、
6月21日から続いた0.90~0.93のレンジを抜けきれず、上値トライをあきらめたのか、豪中銀の利下げ・豪ドル安示唆発言に、一日の下げ幅では、この期間最大の下落幅(0.9209→0.9043=143ポイント)だが、0.9040~60は買い厚い(-1.56%豪ドル安)。

◎スティーブンス豪中銀総裁(講演)で、豪ドルの変動がインフレ見通しを狂わす可能性は低く、さらなる下落があっても驚きはない、インフレは障害とはならず、若干の緩和余地がある=鉱業投資ブームでは、「大幅な投資拡大は終わり、タイミングは不透明ながら今後は縮小が予想」、「かなり大幅な落ち込みとなる見通しで、全体の経済成長の圧迫要因」→ 8月6日の豪中銀理事会で利下げの可能性が広まる
◎豪6月住宅建設許可件数は、予想・前回よりマイナス幅が拡大し、予想外の悪化=前月比-6.9%(予想2.5% 前回-1.2%←-1.1%)

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