2013年7月31日水曜日

今日は月末。米国では米第2四半期GDPの速報と、FOMCの2大イベントを控えている。USDJPYは98円近辺で推移しているが、どうも上昇力が弱く、中長期の円安は変わらずだが、短期的には下値リスクが潜在していいるように思えてならない。

今日は月末。米国では米第2四半期GDPの速報と、FOMCの2大イベントを控えている。USDJPYは98円近辺で推移しているが、どうも上昇力が弱く、中長期の円安は変わらずだが、短期的には下値リスクが潜在していいるように思えてならない。

◎午後9時30分に発表される、GDPは前期比年率予想が1.4%(前回1.8%)と前期よりも成長が弱まることが予想され、最近の経済指標も力強さがあまり感じられない。また、今回から、測定基準を改定し、研究開発費を投資に計算、GDPがやや強まる可能性がある。

映画・書籍の芸術作品の製作費への投資も計算される、この計算基準は2008年の国連で合意されており、米国以外でEUは来年から導入を予定している。


◎あす未明の、午前3時には、FOMCがあり、バーナンキFRB議長の記者会見が控えている。全てが、前回と変わらずと思われ、バケーション入りの参加者も多かった。

しかし、25日にヒルセンラス氏(WSJ紙)が、「FOMCでフォワードガイダンスを調整(短期金利を低水準で推移させる)するために、失業率の数値目標を引き下げるか、新たなインフレ目標を導入する可能性」を指摘、その有無が注目されている。

常識的に考えれば、夏場の市場参加者が少なく、政府・中銀の主要メンバーもゆっくりとサマー・バケーションに入りたいと思っていると想像できる。この時期にサプライズなことをあえてするような、状況にはく、米経済指標もひっ迫しているとは思えない。

また、中国人民銀行は、2月以来初めてリバースレポを実施、中国は政府を挙げて、経済成長7.0%を維持、金融市場の安定に向けた政策を発表、昨日も習近平国家主席が主催した中国共産党政治局の会議を、成長率鈍化後に初めて開催した。

不安定な、アジア・中国市場をあえて鞭打つ政策変更をこの時期に、率先して始めるような、状況とは思えず、FOMCは金融緩和の継続を継続する可能性が高いのでは?

そうなると、円相場だけを考えれば、円安よりも円高傾向にバイアスがかかりやすい。

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