週明けの為替市場は、31日の米GDPやFOMCを控えて、消極的な動きを期待しながらも、日経平均株価が4日間連続(3日間は大場下落)で1117.38円も下落する状態に、円ショートポジションの巻き戻しが続いた。
日経平均株価は、3日連続し大幅下落、続落は4日間連続。6月24日(14,731.28-47.23)、6月25日(14,562.93-168.35)、6月26日(14,129.98-432.95)、6月29日(13,661.13-468.85)。
日本の輸出企業の業績が円安傾向にもかかわらず、予想を下回り、消費税引き上げに関しても、はっきりとした道筋が定まらず。中国の鉱工業部門利益が伸び悩み、税収の増加も鈍く、政府債務の会計監査が突然決まり、景気拡大傾向が弱まることが予想され中国株も弱く(上海総合指数は、3週間ぶりの大幅安の1989.87-20.98-1.04%)、日本株は続落となった。
USDJPYは、日本株安の影響もあり、98円を割り込み下落するが、売りは加速せず、安値は97.63で、大枠97.70~98.20のレンジ。(-0.42%円高)
EURUSDは、1.32~1.33のレンジに入り、1.33を超えられず、一時1.3240近くまで下落(-0.14%ユーロ安)。レッタ・イタリア首相は、危機対応で欧州のギリシャ支援は間違いだったと批判。IMFもギリシャへの次回融資を承認。ユーロ圏無担保翌日物平均金利(EONIA)は0.0%近くでほぼ横ばいで、ECBの追加緩和を織り込む。
GBPUSDは、3日連続し1.54台へ上昇したが、終値ベースでは達成できず逆に1.5330近くまで下落(-0.27%ポンド安)。
AUDUSDは、6月20日以降、0.9000~0.9300のレンジで、0.93台を超えられず上値は重く、0.9100~0.9300のレンジで、逆に0.9200を割り込む(-0.62%豪ドル安)。
NZDUSDは、0.81台トライし、3日連続で失敗、逆に、0.8050を割り込み0.8010近くまで下落(-0.53%NZドル安)。
円クロスでは主要通貨で小幅な円高、EURJPY-0.42%、GBPJPY-0.69%、AUDJPY-0.94%。
NYダウは15,521.97(-36.86 -0.24%)と15500ドル台を維持するが、動きは小幅になる。
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