◎USDJPYは、前週まで4週間連続で円高傾向が続いたが、久しぶりに週間ベースの変動率は+4.03%と久しぶりの4%超の円安変動となった。
2008年3月以降で、先週までのデータで、USDJPYが過去に+4%超の上昇率を示したのは計3回で、直近では2009年の12月の-4.76%までさかのぼることになる。本当に久しぶりの変動率となり、さらに、FRBが債券買い入れの縮小の開始を示唆したことで、6月13日の安値93.79円でボトムを確認した可能性が高くなっている。
この期間で最大の変動幅は、リーマンショックの影響に2008年の12月に-7.16%と激しい円高(ドル安)になった。
◎EURUSDは、リーマンショック当時の2008年10月に-5.76%&-5.88%の下落と、激しいい変動となったが、それ以降では徐々に変動率は低下し、先週の下落では-1.69%のEUR安で過去と比較しても小幅に終わっている。 また、最近の傾向では週間の変動率は上下共に2%台にとどまり、極端な一方向の動きは影を潜めている。
◎AUDUSDは、先週の下落率は-3.68%とAUD安で、2011年9月の5.61%以来で、上下で久々の変動率となった。AUDの続落傾向が続く中で、下落率は今年に入り最大で、
2月22日の-2.31%に続く下落率で、今年に入り、25週で16週でAUDが下落している。
ただ、最近のAUDUSDの変動幅は縮小傾向にあり、上下共に5%を超える動きがめっきりと少なくなっている。
この期間で最大の変動幅は、リーマンショックの影響に、こちらも2008年10月に16.83%下落し、前後数週間の変動は毎週7.0%~9%上下し、歴史に残る変動となった。
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