USDJPYのDailyチャートでは、103.73→93.79の下降トレンドの上限を超え、38.2%=97.59を超えたことで、上昇トレンドへと変化、あるいは、96.14~98.10のレンジ相場に入ろうとしている。
上昇トレンドを確認するには96.10をボトムにし、ボリンジャミッドバンドの98.10をクリアに超え、50.0%=98.76を超えることが条件となり、終値ベースで96.10~98.10、または、96.10~98.76 の上限を超える必要があるが、可能性が高いのは、抜けきれず、96.14~98.76のレンジを予想。
Weeklyチャートでは、Dailyチャートとは逆に上昇トレンドの下限を割り込み、79.211→103.732の38.2%=94.366を下限に下げ止まり、前週一週間の下げをほぼ戻して終了し、上下共に確認した値動きとなっている。今週は一週間かけてどこまで戻ることができるかを確かめながらも、大幅な上昇は期待できず、94.37~99.58のレンジを予想。
Monthlyチャートの長期ビューでは、1998年から続いている長いダウントレンドの上下50%を超え、ブルセンチメントが続いているが、下降トレンドが変化するには、はるか上の水準となる108円台を超える必要があり、まだまだ、その水準に達していない。目先は先の高値103..733を超えてくる必要があり、暫くは93.57~103.73のレンジ入りを予想。
月末時点で、スローストキャスティクスがハイバンドで売り変化するようであれば、自分の相場感と反するが、売り圧力が強まる可能性が出てくる。その前提としては、97.45を割り込むとその可能性が高まり、93.57を割り込むと確定となるが、そこまでの円高には、日本国内要因だけではなく、世界的な金融不安などの、新たな材料が必要と思われる。
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