2013年6月20日木曜日

前日のバーナンキFRB議長の記者会見がもたらした結果は!

前日のバーナンキFRB議長の記者会見がもたらした結果は、アジア・欧州市場はリスク資産売り一色。(年内に債券買い入れを縮小する可能性と、2014年の年央あたりに資産購入終了の可能性を示唆)

どこまでドル買いが続くのか、ただ見守るだけ。もし、行き過ぎ感でドル売りが強まるようなら、それも一時的な動きにとどまる可能性が高くなっている。 ただ、あまりにも短期的な影響が強まると、一時的にせよ、それを押さに動き出す可能性も残る。

FRBは過去の量的緩和の出口に向かって着々と準備を進めており、予想外の米経済の悪化がない限り、その走りが始まるのは、9月のFOMCなのか12月のFOMCなのかで意見が分かれるところだが、「量的緩和の縮小=ドル高」へ動き始めている。

新興市場国・資源国からの資金流出が懸念され、中国HSBC製造業PMIも弱く、香港ハンセン指数は-604.02(-2.88%)と大幅下落、上海短期金融市場は、翌日物債券レポ金利は一時30.0%で取引、前日比+6.13%上昇し14.0%となり、10年ぶりの高水準となり混乱。

日経平均株価は13014.58円と前日比-230.64(-1.74%)下落から、日経先物は13100台回復したが、豪州株(S&P/ASX200)は4758.39と-102.99(-2.12%)と大幅下落から、先物は回復できず続落。欧州株もDAX-2.26%、FTSE-2.115、EURO STOXX 50も2622.95-61.03(-2.27%)下落。

トルコリラは急落し再安値を更新、中国自民元のNDF市場では2011年10月13日以来の安値となる6.3073、インド中銀はルピー過去最安値にドル売りの介入を実施。

NZ第1四半期GDPが、干ばつの影響に主力の乳製品部門が打撃を受けて大幅減速し、予想・前回を大幅に下回わり、前期比0.3%(予想0.6% 第4四半期1.5%、前年比2.4%(予想2.5% 第4四半期3.2←3.0%)に、NZDUSDはついに0.7800の大台を割り込み、AUDUSDも0.9200の大台を割り込んだ。

原油価格もWTIは一時96ドル近くまで下落、Goldも1290を一時割り込んだ。

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