下図はMonthlyチャートで、橙色・濃い青のローソク足が、日経先物で、青・やや濃い青のローソク足が、EURJPYのMonthlyチャート。
一目了然の通り、日経先物の値動きとEURJPYの値動きは、ほぼパラレルに動いている。この関連性は日経先物とUSDJPYの比ではなく、今後の日本株を占うに、EURJPY相場(あるいは、EURJPY相場を占うに、日本株)を、同時に比較してみることも楽しい。
日経先物のWeeklyチャートでは、86161(2012年11月)安値→15982(2013年5月)高値の、23.6%=14244をブレークし売りが加速、38.2%=13168も割り込み、50.0%=12299が重要なポイントとなっている。
今週は、日本株がこの水準で下げ止まるのか、これを割り込み、61.8%=11430まで続落するのか、見極めたい。
ところで、EURJPYのチャートではどうだろうか?
左図がWeeklyチャートで、右図はMonthlyチャート。共に引き続き上昇トレンドが続き、Weeklyチャートでは、ストキャスティクスが売りへ既に変化済みで、119.108(安値)→133.80(高値)の、50.0%=126.45をブレークし、61.8%=124.72がターゲットに入っている。
Monthlyチャートでは、月末まで必要があり未確定ながら、現状ではストキャスティクスが売り変化する可能性が高くなっている。ただ、上昇トレンドラインを割り込むまでの下げに至っておらず、94.115(安値)→133.80(高値)の、38.2%=118.64がポイントで、50.0%=113.96へと続く。
ただ、現状ではEURUSDが、1.32、1.33の上値をブレークし上昇していることを考えれば、下落幅は弱まり緩慢になる可能性が高い。
したがって、EURJPY=日経先物の理論だけを考えれば、遅かれ早かれ、ハードランディング的な調整局面は終了する可能性が高いが、大幅な上昇局面は、残念ながら考えにくくなっている。
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