2013年6月13日木曜日

今週に入り、ギリシャ問題が再浮上

今週に入り、ギリシャ問題が再浮上

10日にはギリシャ国営ガス会社のDEPAの入札で、応札がなく失敗し、民営化計画に暗雲がたちこめたのに続き、11日にはギリシャ国営放送のERT閉鎖を決定したことで、市民や政治家から政府への抗議が広まる。 

12日にはMSCIがギリシャを先進国から新興国へ引き下げ、ギリシャ連立政権の3党の内、2党はERT閉鎖に反対し、今後に懸念が生じ、ギリシャ株は2カ月ぶりの安値をつけ、10年債利回りは10%を超えた。

EURUSDの相場は、全く気にせず。さらに、ドイツ連邦憲法裁判所のECB債券買い入れプログラム(OMT)の合憲性の審理に関する公聴会でも、ドイツ政府要人は軒並みECB支持を表明(除く、バイトマン独連銀総裁)し、違法性はない! とのことなのか? これも、全く気にせず、1.3200台、1.3300台と、底値を切り上げている。

まあ、1.3400台をすんなり超えることはなさそうで、1.3300~1.3400は鬼門で、要注意。

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