2013年6月10日月曜日

今日も相場の動きは弱まらない

今日も相場の動きは弱まらない。

早朝から、土曜・日曜日の中国経済指標が弱いことを材料に、AUD+NZD売りから始まり、円安+日本株は大幅高。

先週金曜日の強い米株と日本株先物+ドル円の底値からの反発+安倍首相の成長戦略の第2段の期待。それと、相変わらず不思議な、米債券買い入れの縮小期待。結果は、円安+日本株は大幅高。

第1四半期GDPが上昇修正、経常収支は予想を上回り所得収支が過去最高の黒字額、貿易収支が予想・前回を大幅に上回る赤字額で、4月としては過去最大の赤字額。

今週は月曜~木曜まで中国は端午節で休日。この影響も少しは考慮しなければならない。

ドル円は、先に99円ボトムと考えられ、それを割り込んでから大幅な下落となった。もちろん、ドル円だけではなく、円クロスの要因による円買いや、株安による円買いも大きく影響を与えているが、目先は99円が大きなポイントと見ている。

そして、金曜日・月曜日のギャップとなる97.50円近辺をボトムに、97.50円~99.00円の相場展開が暫く続くと予想している。ただ、多くの市場参加者は97円台で、ロングを再構築しようとしている可能性が高く底値も限定的と思っている。

また、大幅な円高の恐怖感は消えず、やれやれの戻り売りも強くなることが予想でき、99円台はそのターゲットになりやすい。

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