2013年6月2日日曜日

今週の注目点! 

今週の注目点! 今週から6月が始まるが、今週のメインイベントが多い。まず、日米の株価の行方で、米雇用+景況感関連の統計が強くなり、FRBのQE3の出口戦略が見えてくるのか否か、5日の日本政府が成長戦略第3弾を発表のインパクトを注目したい。(※詳しくはhttp://jiroohta.blogspot.jp/ )

金融政策と、経済統計(米雇用統計+景況感関連)、それと、米通貨当局の発言は、まず間違いなく相場が変動する。

6月3日(月曜)には、ボロズ・カナダ中銀新総裁就任がある。就任式の演説を注目したい。 イエレンFRB副議長=パネル討論に参加+ウイリアムズSF連銀総裁=討論会に参加し、どのような発言をするのか気になる。それと、日曜日のバーナンキFRB議長の発言+週末に発表された、中国の経済指標の結果は注目。

6月4日(火曜)には、豪中銀の理事会があり、政策金利2.75%の据え置きがまず間違いないと予想され、今後の利下予想は極めて少ない。今回は、豪ドル相場に関しての発言の有無を注意し、 ジョージ・カンザスシティー連銀総裁=米経済について講演し、発言内容を注目したい。

6月5日(水曜)には、豪第1四半期GDPと、ユーロ圏第1四半期GDP改定値があり、ユーロ圏各国のPMI改定値が発表される。米国ではADP全国雇用者数があり、7日(金曜)の米雇用統計の前哨戦として位置づけてもよく、この数字で相場が動くことは避けられない。また、ISM非製造業景況指数も注目したい。そして、日本政府が発表する成長戦略第3弾のインパクトで、全てはこれ次第。早朝には、フィッシャー・ダラス連銀総裁が米経済の見通しについて講演する、この内容もやや注目。

6月6日(木曜)には、BOEとECBが金融政策を発表する。共に現行政策の据え置きが予想されており、もし、万が一変わるようならば大変動へ。ドラギECB総裁の記者会見で、サプライズの発言があるのか? 多分ない思うが、下限金利の中銀預金金利0.0%に関して、何らかのサインを与えてくれるようならば、EUR相場は素直に反応する。プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁の講演も、やや注目。

6月7日(金曜)には、米雇用統計があり、失業率は7.5%で横ばい、非農業部門雇用者数はやや拡大を予想している。いずれにしても、この数字のブレで相場が動くことは避けられない。

週末には、中国の主要経済指標の発表が控えており、週明け6月10日の相場への影響、特にAUDの変動が気になる。


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