2013年6月6日木曜日
円からドルへ、そして、AUD+GBPの動きを注目
今日のアジア市場では、日経平均株は13000の大台を割り込み、ドル円は99円の壁にさえられながらも、反発力は鈍く、円クロスも円高傾向を続けながらも、積極的な円売りも見られない。
昨年秋から続いた、安倍首相の成長戦略と日銀の過去に例のない超緩和策で始まった円安相場は日本のゴールデンウイーク近くで一時終了。次は、米FRBの量的緩和の出口戦略の期待感でドル高相場が直近まで続いた。
しかし、遅かれ早かれ量的緩和にブレーキをかけることは間違いないが、ADP民間雇用者数や、ISM製造業景況指数が弱く、目先の楽観的なムードから、やや慎重な動きへと変化し、ドル買いの動きも慎重になっている。 債券市場では既に織り込みつつあり、その時期だけが問題となっている。
一方、豪ドル安が目立つ。最近では、インフレ低下見通しや、交易条件の改善に自国通貨高の弊害を解消しようとする動きが強まり、先日の第1四半期GDPも期待を裏切り、長期的なAUDロングポジションの巻き戻しに、予想外に強いAUD売りの流れが目立つ。(※GBPUSD Weeklyチャート)
また、ポンドの強さも目立つ。格下げや景気後退に長期に渡り下落傾向が続いた、GBPUSDは1.500を底値に下げ止まる傾向が強くなっている。EURGBPは0.8400~0.8600のレンジで長期間取引が続いているが、08600の上値が重くなり、下落余地が強まり、今後のGBP上昇への期待感も高まる。(EURGBP Weekly、Monthlyチャート)
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