2013年6月6日木曜日

6月5日(水曜)の為替市場の動きを振り返ってみよう。

6月5日(水曜)の為替市場の動きを振り返ってみよう。

日本株を含め世界的に株価は下落。債券利回りは高値で留まり、USD売り+JPY高へと動くが、昨日と同じく、AUD+NZD売りが目立ち、GBPは堅調に推移。(詳しくは、変化率のデータを参照)

アジア市場では、予想外に弱い豪GDPにAUD+NZD売りの流れは止まらず。注目の安倍首相の成長戦略第3弾は、前日に内容が報道されたことや、法人税の減税など期待以上の内容がなく、発表直後から日本株は下落し、円高へ動く。

欧州市場では、注目のユーロ圏サービス業・総合PMIは予想より若干弱いが前月より改善、、ドイツ経済が落ち着きを示し、ユーロ圏小売売上高が強く、EUR買いの流れが続いたが、欧州株が続落し買いも限定的。その中で、強い経済指標に英ポンド買いの流れだけが続いた。

米国市場では、注目のADP雇用者数が弱く、FRBの早期量的緩和の縮小観測が後退、米株売り+ドル売りへと動き、ISM非製造業景況指数は強い内容となったが、雇用の改善が弱く、ベージュブックでは、米経済の回復ペースがやや弱まり、米株売り+ドル売りの流れは止まず。

USDJPYは、日本株を含め主要国の株価下落に、円高へ動き一時99円を割り込みながら、引き続き大枠99.00~100.50のレンジの下限をトライ中。

EURUSDは、ドイツの景気回復期待に底堅く、1.31台の売りに上値は重く、大枠1.3050~1.3100の狭いレンジで推移。

AUDUSDは、弱いGDPにAUD売りが始まり、安値を更新中で、サイコロジカルなポイントの0.9500をトライ中。

GBPUSDは、予想を上回る英経済指標に買いが強まり、直近の高値を更新し、1.54台まで上昇。



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