2013年5月27日月曜日

日経先物とドル円相場

ロンドン・NY市場が休場のためなのか、それとも、中国株や欧州株が予想外に堅調で、リスク資産売りとならなかったからなのか? 

日経平均株価が、14142.65(前日終値14612.45-469.80-3.22%)と大幅に下落したが、円売りは予想外に弱く、USDJPYは大枠100.80~101.30のレンジで小動き。

今日の動きからは買いが強いのか、売りが強いのか、判断することは難しく、今日の終値、または、明日のオールキャスト勢ぞろいの動きを見て判断することにしたい。


日経先物とUSDJPYの値動きを、左Daily 中Weekly 右Monthlyの、チャートで見比べてみよう。

この三日間の値動きでは、終値ベースを比較すると、日本株(23日=-7.32% 24日=+0.89% 27日=-3.22%)に対して、USDJPY(23日=-1.10%、24日=-0.70%、27日(午後7時半)=-0.42%)と、USDJPYの下落幅の%は少ない。

Dailyチャートでは、USDJPYは上昇トレンドを割り込み、日経先物はボリンジャーのローバンド13410が次の目標となっており、12071→15982の61.8%=13565がターゲットになっている。

Weeklチャートでは、約13700円が上昇トレンドの下限に位置し、重要なサポートラインとなっている。この水準を週終値ベースで割り込むと8616→15982の38.2%=13168円が次のサポートになる。USDJPYは、日本株よりは下落率は低いと思われるが、追従する可能性が高い。

Monthlyチャートでは、日経先物とUSDJPYの連動性は変わらずで、上昇トレンドを継続中。ストキャスティクスが売り変化する可能性が高くなっており、今月末(今週金曜日)の日本株が続落して終了するようなら、日本株安=円高が続く可能性が残り、高値で揉み合い相場に入る可能性も出てくる。

もっとも、円高へ変化とは考えておらず、次に102.50を超えると、105円の方向性が見えてくる。それまでは、辛抱。

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