今週金曜日は月末。その前に、月曜27日はロンドン・NY市場は休場となり、その影響を考慮に入れなければなりません。その意味では、先週末の海外市場では日経先物が-360円下落した終わったことで、まず、週明けスタートのプレッシャーは円買いになることが予想できます。
特にドル円や円クロスのショートポジションが最近が急増し、投機筋の羨望の的だったことを考えれば、この二日間の円高でポジションを減額したことが想像できます。
引き続き、根っこの円ショートポジションを維持していることが容易に推測でき、海外勢はゆっくりと休んではいられない状況に、リスク回避の弱気なストップロスのオーダーが狙い撃ちにされることも考えられますが、そのためには金曜日の安値100.66を割り込むか、100円の大台を割り込むような下落が必要となります。
ただ、本邦実需筋や機関投資家の動きを推測すれが、千載一遇のチャンスとばかり、円高の局面では円売りの主役として登場することも考えられ、100円割れの水準が継続的に、長期間続くことはあまり考えられず、再び円売りへと動き始めると見ています。
4月5日から5月8日まで大枠96.00円~100円の4円幅で推移し、今回は、暫く大枠で100.00~104.00の4円幅で推移する可能性が高いと予想します。
Dailyチャートでは、引き続き、98.642→103.728の50.0%=101.19をブレークし、61.8%=100.59が下値のターゲットになり、Weeklyチャートでも約4円レンジの相場の下限を100円+-0.2円=99.80円で、上昇トレンドラインの下限にも近く、この水準が大底と考えています。
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