5月27日(月曜)の海外市場は、日本株先物は安値から大きく値を戻し、欧州株は1%超上昇、ドル円も下げ止まり、円高恐怖心も多少弱まっている。世界市場が参加する今日からが本番。
先週23日(木)から続いている変動が終焉するのか、加速するのか、英・米国市場の参加者が復帰する、今日の株価や海外市場の動向を見極めることにしょう。
日本株先物(日経225)は終値で13930(-100)と、安値13680.00から値を戻して終了し、欧州株(EUROSOXX50)は2795(+30.71+1.11%)と上昇し終了した。USDJPYは100.959円(-0.35-0.34%)とやや円高で終わったが、安値は100.746と、24日(金)100.663円、23日(木)100.832円を割り込むことはなく、円高恐怖心も多少は弱まっている。
先週末26日の黒田日銀総裁発言(仮に金利が1~3%ポイント上昇しても、金融システムが不安定化する懸念は大きくない)が要因と言われるが、実際には英米が3連休前の弱気な状態化でのポジション調整や、ストップロスに大きく値を下げたと思っている。
日本株も大幅に値を下げながらも、小康状態を保ち、ドルインデックス(.DXY)は23日(木)の84.498をピークにやや値を下げ、10年債利回りも日本は1%(23日)をピークに8.2%近くまで低下、米国も2.07%(23日)をピークに2.01%まで低下し、落ち着いているように思われる。
このまま、元の円安相場へと戻ることを期待しながらも、一抹の不安を覚える。ドル円や上昇トレンド(円安トレンド)を維持しながら、101.50~102.00の戻り売りと、100.00~100.50にある買いオーダーやテクニカルポイントを前した買いと、大枠で100.50~102.00のレンジで暫く推移することを、まずは意識し、102.50を超えてくれば、先の高値103.73を狙い、105円台へ。
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