欧州市場では、スイス安+ユーロ高+円安。
USDJPYは、日銀の金融政策決定会合+黒田日銀総裁の記者会見を経て、円売りの流れが続き、103円の大台をクリアし、円売りの流れは止まらず。円クロスでは、下落したスイスフランのCHFJPYの下げは別として、EURJPYの上昇が目立ち、他の主要通貨での円クロスはほぼ横ばい。
EURUSDは、引き続き1.29台を維持しながらも、イベント・リスクに積極的な動きは見られず、EURCHFの買いにも1.2950台の上値は重く、1.2910~50のレンジ相場。モルガンスタンレー・エコノミストは、「ECBが6月に0.25%の利下げし、中銀預金金利の引き下げは年内実施の可能性」の予想を発表したが、相場への影響は見られない。
欧州に入り、スイスフランの変動が大きい。ジョーダン・スイス中銀総裁が、「為替レートの上限調整の選択肢+必要な限り為替レートの上限を維持+介入の可能性」を示唆、EURCHF=1.2530→1.2600台と、今年1月の高値1.2568を超え、2年ぶりの水準まで上昇、USDCHF=0.9750台まで上昇。
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