日経先物は、GPIFの日本株価い期待に13600→一時14000近くと400ポイント近く上昇し、13770近で終了(日経平均株価終値13589.03)、欧州株(EURO STOXX50)は2799.20(前日比12.66+0.45%)、米株(DJIA)は一時100ポイント近く上昇したが、15324.53(前日比+21.73+0.14%)と小幅上昇で終了。
USDJPYは、結局102.50円どころか102.00円を回復できず、引き続き100.50~102.50のレンジ。
株安=円高のアジア市場から、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、運用資金のポートフォリオ戦略の見直しを検討と報道、株式投資の比率上昇を容認する可能性に、一時101.80近くまで上昇した。しかし、弱い米新規失業保険申請件数+弱い米第1四半期GDP改定値+弱い米住宅販売保留に、FRBの資産買入れの縮小観測の高まりが削がれ、主要通貨でドル売りへと変化し、100.60割れまで値を戻す。
1.29を割り込めず、逆に、1.2940以下の買いが強まり、ユーロ圏景況感指数は若干ながら予想を上回り前月から改善、サービス業景況感や業況判断指数もマイナス幅を縮小。弱い米経済指標が続き1.3000の大台をブレークし、今回の下げ基調の始まりとなる5月10日の1.3050近辺まで上昇。
週末の今日は予想外の変動をすることが多い。短期では押し目買いで1.30近辺、または、1.30割れの買いが強くなることが予想される。1.3050を超え買いが継続し、1.30~1.32のレンジに入れるかが問題。EUR発の買い材料も乏しく、FRBの資産買入れの縮小観測の高まりが削がれたドル高だけで、どこまでEUR買い戻しが強まるかは疑問が多い。
AUDUSD+NZDUSDは、豪・NZ発の材料は乏しく、ドル売りの流れもフォローし、ようやく下げ止まる。中長期の売りは変わらないが、短期ではテクニカルにもやや買い戻しが期待でき、買い方向へ動きやすい。
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