2013年5月21日火曜日
5月20日(月曜)の海外市場の動向。
5月20日(月曜)の海外市場の動向。
日本株は大幅上昇(日経平均株価+222.69円+1.47%、欧州株は小幅上昇(EURO STOXX50+6.51+0.23%)、米株は小幅下落(DJIA-19.12-0.12%)、金(+33.60+2.47%)、原油価格(+0.90+0.94%)は大幅上昇、ドルは先週金曜日と様変わりで全通貨で軟調に推移し(.DXY-0.45-0.54%)、直近では一日ごとに変化。
USDJPYは、過去4日間では102.00割れを底値に、これで4日間連続で高値圏で推移し上昇傾向を維持。早朝の甘利経済再生担当相によるサプライズの円高「過度の円高の是正はかなりできた」の反応も極短期間で終了し、102円割れの厚い買いを確認。後は特に重要な材料もなく、総じてブルー・マンデーに動きは鈍化。
AUDUSD+NZDUSDは久々に大きく反発、EURUSDは底値1.2800、GBPUSDは底値1.5200で底堅くなり、USDCADは高値1.0300で上値が重くなっている。
市場はドル・ロングポジションの巻き戻しが強く、フィッシャー・ダラス連銀総裁の「月額850億ドルの資産買入れを、今後現行ペースで維持、もしくは減速させる可能性が高い」との発言もいつもながらの持論で反応なし。動きが始まったのは、エバンズ・シカゴ連銀総裁の「FRBの月額850億ドルペースのる資産買い入れは、労働市場の見通しが著しく改善するまで継続する」、「労働市場の著しい改善にはより時間が必要」との発言に、量的緩和の出口を期待した一部には失望感が見られ、ドル売りの材料となる。
また、ムーディーズが、「米政策当局者は年内の格下げを回避するために債務問題に取り組まなくてはならない」、「債務比率の上昇に対処するため、政策面で一段の取り組みが必要」と発言 → これを材料にドル売りが強まり、安全資産としての金の上昇が目立った。
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