2015年8月25日(火曜)昨日24日 海外市場の動き
金融市場は大変動! ダウ平均株価は、開始直後の-10898.42ドル暴落から回復するも、-588.47ドル(-3.58%)と下落。為替相場も大変動で主役は円、円相場は急騰(円高)から値を戻すも、円クロスを含め円高基調は変わらず。
EURUSD1.17台へ+GBPUSD1.5800台へ一時急騰、AUDUSD0.7050台へ+NZDUSD0.6220台へ一時急落。
米10年債利回りも一時1.92%まで急落するも前日終値近くの2.0173%まで回復。原油価格(WTI)は38.23ドルと続落基調は変わらず。
米独仏と為政者から、市場を安定させる発言が続くも、通貨当局者からは注目する発言は見られず。肝心の中国が、どのような経済・株価対策を示すのか? 株価下落を抑制することができる主役。
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USDJPYは120.50円を割り込み円買いに歯止めがかからず、米株の暴落に、120.00→116.14円まで暴落、そして、米株に買い戻しが強まると119.50円近くまで値を戻すも、円高基調変わらず。円クロスも激しい円高から値を戻すも、円高基調変わらず、NZDJPYは一時7円以上暴落。
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チリペソ対ドルで12年ぶりの安値を更新
米財務省の声明=金融市場の動きを注視。
米ホワイトハウス=オバマ大統領に世界の金融市場の動向を報告。中国が市場原理に基づく為替制度・金融改革を推進するよう引き続き要請。
IMF=中国の危機は長期化せず。
オランド仏大統領(メルケル独首相と共同記者会見)=中国当局は事態の安定化に努力すると確信。
オズボーン英財務相=中国の株価下落は欧州経済を脅かすことはない。中国の相場の乱高下は非常に気がかり。主な問題は中国経済の基調的成長にあり、中国政府は消費がけん引型の成長に向けて改革に注力。
フィデリィティ・ワールドワイド・インベストメントのグローバル最高投資責任者=年末までに下落基調から抜け出すことを想定するも、24日の世界株安を受け、安値拾いの買いに急がないよう、投資家に提言。「何もしないことが、現時点で最も適切な行動」。
エラリアン氏(アリアンツ首席経済アドバイザー)=FRBが9月に行動するのは非常に難しい。FRBに対する多大な信認と精彩を欠く経済成長があいまって、株価が依然ファンダメンタルズによって正当化される水準を大きく上回っている。下落局面においてもファンダメンタルズをオーバーシュートする必要がある。
英産業連盟(CBI)=英経済成長率の6月時点予想から上昇修正、2015年=2.4%→2.6%。2016年=2.5%→2.8%。 ECBの利上げ時期予想も2016年第2四半期→第1四半期へ前倒し。家計支出と企業投資が回復し、対外貿易の落ち込みを相殺。
スペンサーNZ中銀副総裁=過熱するオークランドの住宅市場が懸念事項で、国内金融システムや経済に打撃を与えるリスクが高まっている。低金利も価格押し上げ要因になっていることを中銀は認識している。ただ、輸出価格や経済活動、消費者物価指数が弱い数字となっていることを踏まえると、当面利上げは選択肢にない
安倍首相(参議院予算委員会)=経済の好循環は着実に回り、デフレではない状況を作り出した。日本経済は四半世紀ぶりの良好な状況を達成しつつある。4─6月期のマイナス成長、輸出と消費が原因。
中国国家発展改革委員会(NDRC)=中国経済は依然として多くの困難と課題に直面、下振れ圧力はより明確。
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