2015年7月3日(金曜)昨日2日、海外市場の動き
弱い米雇用統計を受け、FRBの利上げ時期の後退に、ドル売りが強まる。
サプライズと言うより、FRBの9月、12月の利上げを織り込んだ相場の反動!
米短期金利先物市場では、2016年1月の利上げ開始が有力で、2015年12月の利上げ予想確率は57%→49%へと低下。
米短期金利先物市場では、2016年1月の利上げ開始が有力で、2015年12月の利上げ予想確率は57%→49%へと低下。
米株は小幅下落、米金利は上昇、原油価格は低下へ。
今日は週末の金曜日で、米国市場は独立記念日で休場。波乱の幕開けを迎えた今週、終わりもやはり、ギリシャ。7月5日は、緊縮財政の是非を問う、ギリシャ国民投票では、賛成支持も増加傾向にあるというが、世論調査もあるいみではいい加減。
いずれにしても、ユーロにとっては最終的にプラス材料とは思えず。円相場は極端な円安も今は望み薄で、中長期の円安は変わらず。
クロス相場が主流になりそう!
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NZD 9:00 NZD 5月 QV住宅価格=514,232NZドル・前年比9.0%(予想 507,040・前回11.0%)
AUD 10:30 AUD 5月 貿易収支=-27.51億豪ドル(予想-22.25億豪ドル 前回-38.88→-41.36億豪ドル)→ 予想外に赤字額が拡大、前月も赤字額が上方修正へ 輸出=1.0%(予想 前回-6.0%)、輸入==-4.0%(前回4.0%)、
GBP 15:00 GBP 6月 ネーションワイド住宅価格=前月比-0.2%(予想0.5% 前回0.3%)、前年比3.3%(予想4.5% 前回4.6%)→ 予想外に弱い
GBP 17:30 GBP 6月 建設業PMI=58.1(予想56.5 前回55.9)→ 予想外に増加し、直後はポンド買いが強まる
EUR 20:30 EUR ECB議事録(6月3日分)=量的緩和は柔軟に対応
USD 21:30 USD 6月 雇用統計: 失業率=5.3%(予想5.4% 前回5.5%)、非農業部門雇用者数=22.3万人(予想23.0万人 5月28.0→25.4万人 4月22.1→18.7万人)、平均時給=前月比0.0%(予想0.2% 前回0.3%→0.2%)→ 失業率は低下、非農業部門雇用者数は予想を小幅ながら下回り、前月分が下方修正、そして、平均時給が弱くドル売りが強まる
USD 21:30 USD 新規失業保険申請件数=28.1万人(予想27.0万人 前回27.1万人)→ 予想より悪化へ
USD 23:00 USD 5月 製造業受注指数=前月比-1.0%(予想-0.5% 前回-0.4%)→ 予想外にマイナス幅が拡大
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GBP BOE カンリフBOE副総裁=国内の生産性に回線の兆しがある。ギリシャ危機のリスクが周辺国へ波及する兆候は見られない。ギリシャ情勢は非常に危険。
EUR GRE ドイツ産業界からはギリシャのエクスポージャーは少なく、ギリシャがユーロ圏から秩序立って離脱できるよう尽力すべきとき。
USD FRB アトランタ連銀GDPNow=第2四半期GDP 強い米建設支出に2.1%→2.2%
EUR GRE ギリシャ世論調査は、緊縮賛成派47%、反対は43%と逆転へ。
USD FRB 米短期金利先物市場=弱い米雇用統計で利上げ開始時期が来年へと先延ばしを予想。2016年1月の利上げ開始が有力で、2015年12月の利上げ予想確率は57%→49%へと低下。
GER GEE ドイツ統計局=第1四半期の実質賃金は2.5%増加、2008年の統計開始以降で最大の伸び率。
SEK SEK スウェーデン中銀=予想外に政策金利を引き下げ-0.25%→ -0.35%に決定
EUR GRE ECB=7月6日月曜日にギリシャ向けの緊急流動性支援を検討へ
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