2015年6月11日(木曜)昨日10日、海外市場の動き
ドル全面安!
アジア市場で、黒田日銀総裁の発言でUSDJPYは急落し、結果的にドル売りの流れをリード。
欧米市場では、GBPUSDが続伸、他の主要通貨は上下変動するも、方向感はでず。
欧米の株価は上昇し、欧米の金利も上昇。
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アジア市場で黒田日銀総裁は、「実行為替レートから見て、かなり円安になっているのは事実。ここからさらに円安はありそうにない。これまで円安が経済にプラスだったから、さらなる円安でさらにプラスになるということではない」→ 円急騰、主要通貨に対して円買いが一時加速。
スティーブンス豪中銀総裁は、「追加緩和の可能性はオープン、さらなる豪ドル安が必要」との発言で一時AUD売りが加速。
米財政赤字は-824億ドル(予想-975億ドル 前回1567億ドル)、前年比37%減少と予想外に縮小。
独10年債利回りは1.0%台を超え上昇。
鉱工業生産=予想外に強くGBP買いが強まる。前月比0.4%(予想0.1% 前回0.5→0.6%)、前年比1.2%(予想0.6% 前回0.7→1.1%)
米財政赤字は-824億ドル(予想-975億ドル 前回1567億ドル)、前年比37%減少と予想外に縮小。
ギリシャ債務交渉は混迷=ドイツは、ギリシャが少なくとも1つの経済改革に公約すれば合意の意向→ ドイツ政府は、ドイツがギリシャが一部の改革を公約した場合、救済資金を供給することを検討しているとの報道を否定。
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米株は上昇、ダウ平均は18,000.40(+236.36+1.33%)
米金利は上昇、10年債利回り2.4838%(+0.0454+1.86%)
原油価格は上昇、WTIは61.25(+1.11+1.85%)
DXYは下落、94.561 (-0.605-0.64%)
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USDJPYは、黒田日銀総裁発言で急落、123.50円を上回ることができず、122.60~90円で安定へ。
EURUSDは、株高+金利上昇+ギリシャ債務交渉進展期待に一時1.1380台へ上昇するも続かず、1.1260~1.1350のレンジで上下。
GBPUSDは、続伸。強い英鉱工業生産もあり、GBPクロスの買いに1.5540台へ続伸。
AUDUSDは、スティーブンス豪中銀総裁発言に一時0.7630台へ下落するも、USDJPYの下落がリードするドル売りに0.7780台まで上昇、高値圏で推移。
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