2015年4月24日(金曜) 昨日23日、海外市場の動き
ドル全面安へ! 米国市場は弱い米経済指標に、米金利は低下し、独・ギリシャ首脳会談にEURUSDは上昇、USDCHF+USDCADの売りがリードしドルは全面安。ただし、NZDUSDの上昇は鈍い。
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米株は小幅上昇18,058.62(+20.35)、
米10年債利回りは小幅低下1.95%(-0.03%)
WTIは小幅上昇57.57(+1.41)
ドル売りへ、DXY97.295(-0.64)
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◎USDJPYは、120.00円台→119.40台へ下落、レンジ相場は変わらず、相変わらず120円台を買い上げる力はない。
◎EURUSDは、独・ギリシャ首脳会談の期待もあり、1.0660台→1.0800台をクリアし、1.0840台へ上昇。底値を切り上げ中。ただし、ギリシャ問題は相変わらず不透明な中で、どこまで上昇できるのか?
◎GBPUSDは、1.4960→1.5070近くまで上昇、いよいよ底固めか?
◎AUDUSDは、0.7710→0.7790近くまで上昇、0.7800を超えることができると、底固め感が強まるが、相変わらず当局の自国通貨安発言の不安感は残り、AUDNZDの買いが強まるが、NZDUSDの上昇力の弱さが気になる。
◎USDCADは、1.2260台→1.2120近くまで下落。ドル売り相場をリードする通貨。
◎NZDUSDは、一時0.7540われまで下落、戻りも0.7590台と限定的
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世界的に経済指標は弱く、特に米経済指標の弱さがドル売りへとつながった
◎中国のHSBC製造業PMIは、49.2(予想49.6)と弱い。
◎ユーロ圏の製造業PMIは、51.9(予想52.6)+サービス業PMI53.7(予想54.5)と弱い。
◎英国の小売売上高は、-0.5%(予想0.4%)と弱くマイナスへ。
◎米新規失業保険申請件数は、29.5万件(予想28.9万件)と悪化。
◎米新築住宅販売は、前月比-11.4%(予想-5.4%)と予想外にマイナス幅は拡大し、2013年7月以来の減少率。
◎米製造業PMIは、54.2(予想56.5)と年初来の低水準。
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◎マクダーモットNZ中銀総裁補は、利上げは考えず、景気刺激型の政策を続けると発言し、NZDUSDは売りが強まる。
◎中国国家外貨管理局は、資本が流出していることを示唆するも、AUD売りは点綴的。
◎プラートECB専務理事は、最近のEURの大幅な低下にも、「ユーロ相場は過度の動きではない、循環的に正常な水準で推移」、「ユーロ圏経済は危機を脱しつつある」と発言するも、EURUSDの見られず。
◎注目の、メルケル独首相とツイプラス・ギリシャ首相は、4月までの暫定措置を要請。
◎英世論調査では、5月7日の総選挙の調査では、労働党34%→34%、保守党33→31%に低下、差は3%に拡大するも、GBP売りは見られず。
◎メルケル独首相とツイプラス・ギリシャ首相=4月までの暫定措置を要請、4月末までに合意に至れるよう債権者側とギリシャの交渉の加速を求め、EUR買いの材料となる。
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