2015年4月16日(木曜) 昨日15日、海外市場の動き
ドル全面安で、DXYは98.334(-0.399)に低下
米株(DJIA)は18045.71(+75.91)と上昇、
米債利回り(10Y)は1.89%(-0.01%)低下
原油価格(WTI)は55.94(+2.65)と大幅上昇
ECB理事会は予想通り政策金利(0.05%)・上限金利(0.30%)・下限金利(-0.20%)と変わらず。
ドラギECB総裁の記者会見は、乱入者が登場するハプニングの中、QEの完全実施とユーロ圏経済への自信を示し、最近の強いユーロ圏経済指標も加わり底堅く推移。ギリシャへの不安もあり上昇力は今一つ。
カナダ中銀は政策金利0.75%で据え置き、声明「インフレ見通しはおおよそ均衡」と利下げの可能性は遠のきUSDCADが急落(USDCAD=1.2550→1.2300)し、ドル買いの流れをリード。
さらに、は弱いNY連銀景況感指数+米鉱工業生産に、米景気拡大に不安が生じドル売りが強まる。
さらに、AM2:00近くのロンドンクロージングタイムには、ドル売りが加速。
EURUSDは、1.0580~1.0670のレンジから1.0700を再トライへ。
USDJPYは、118.80まで続落、終盤には119.20まで値を戻す。
GBPUSDは、1.4740→1.4850まで上昇。
AUDUSDFは、0.7560→0.7700まで上昇。
USDCADは、1.2550→1.2230割れまで続落。
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IMF(半期に一度の国債安定性報告書)=米利上げによる金融市場は、流動性低下による問題が発生する恐れがある。対外債務を多く抱える途上国への影響が大きい。
FRBの地区連銀経済報告(ベージュブック)=2~3月末では、ほとんどの地区で穏やか、または、緩慢な成長を報告。ドル高とい原油安、悪天候が製造業の低迷の一因。
独債券利回りは低下し、10年債はゼロ%に近づく
独連邦債2年物-0.269 (-0.276)
独連邦債5年物-0.147 (-0.136)
独連邦債10年物0.108 (0.137)
独連邦債30年物0.503 (0.553)
S&P=ギリシャの長期ソブリン信用格付けを、「Bマイナス」→「CCCプラス」に引き下げ、格付け見通しは「ネガティブ」。
コチャラコタ・セントルイス連銀総裁=今こそ金利正常化を開始する良いタイミング。経済指標次第ではいったん利上げに踏み切った後で再度ゼロ近辺に利下げしても問題ない。
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