2015年4月15日(水曜)欧州・米国市場前半の動き
注目のECB理事会は予想通り政策金利の据え置きを決め、ドラギECB総裁の記者会見では、突然に女性の無謀な抗議を受けながらも、ECBの最新の景気刺激策の効果で強気の評価を示し、EURUSD一時上昇する、最近報道からギリシャ利払い停止や総選挙などの思惑が残り買も続かず。
一方、カナダ中銀は、予想通り政策金利0.75%の据え置きを予想通り決め、声明で「インフレ見通しはおおよそ均衡」といい、今後の利下げ観測は縮み、CAD買いが急速に強まる。
米NY連銀景況感指数は、予想外の低下で3カ月連続のマイナスと弱さが目立つ。
米鉱工業生産はマイナス幅が予想外に拡大し、2年7か月ぶりの下落率で、設備稼働率も予想を下回る。相次ぎ弱い弱い米経済指標に、ドル売りへと動き、USDJPYは119.60以上の上値は重くない、119.10円台と昨日の安値水準近くまで値を下げ、流れは小幅なドル売りへ。
さらに、USDCADでドル売りがリードするドル安傾向がみられる。
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ECB理事会=政策金利0.05%、上限金利0.30%、下限金利-0.20%の据え置きを決定、予想通り。
ドラギECB総裁の記者会見
ユーロ圏経済の立て直しで債権購入プログラムに注力。ECBの最新の景気刺激策の効果で強気の評価を示す → 一時EUR買いが強まるが続かず。
インフレ見通=HICP前年比は今後数か月間非常に低い水準かマイナス圏にとどまる見通し。ユーロ安、原油価格の小幅上昇に、インフレりtyすは年内に上昇し、2016~17年に一段と上向く見通し。
ユーロ安・原油安の影響
個人消費や投資への追い風で、家計の実質可処分所得や企業利益を下支え。ユーロ圏の輸出競争力を高める。
経済見通し
3月までの経済指標は、ユーロ圏経済が2014年以降、加速していることを示唆。
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カナダ中銀金融政策→ 利下げ観測が弱まり、CAD買いが強まる。
政策金利0.75%の据え置きを決定、予想通り。
中銀声明
インフレ見通しはおおよそ均衡→ 利下げ観測が弱まり、CAD買いが強まる、今年中旬に原油ショックが消え、非燃料輸出、投資、労働市場が強まる。
2015年GDP見通しを2.1→1.9%に下方修正
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