2015年4月15日水曜日

2015年4月15日(水曜)昨日14日、海外市場の動き

2015年4月15日(水曜)昨日14日、海外市場の動き

米決算発表の時期、‌気になる米株は70ドル近く上昇するも、米10債券利回りは1.9%近くへと低下し、ドル売りの流れへ、DXYは0.9%近く下落。

弱い米小売売上高(前月比0.9 予想1.0%、除自動車0.4 予想0.7%)に、米経済への不安が広まり、米金利は低下し、ドル売りの引き金となり、ドルは全面安。

浜田内閣官房参与のUSDJPY水準に関する報道に、USDJPY相場は右往左往、結局は120円で安定してほしいのか?

IMF世界経済見通しは、原油価格下落+通貨安に、ユーロ圏、日本を引き上げ、中国経済、ロシア、ブラジル、南アを引き下げる。

李克強中国首相は、中国経済は経済的な困難に備える必要があると発言、IMFも中国経済見通しを引き下げており、豪ドルに対してのプレッシャーが続く。

カナダ高官はG20でドル高を考察するといい、IMFはドル高による米経済へ弊害を指摘、IMFチーフエコノミストは為替相場次第でFRBは利上げを見送る可能性を示唆。

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USDJPY
浜田内閣官房参与の発言に一時120.10円近くまで上昇するも、弱い米小売売上高に下落基調変わらず、一時119.10円近くまで下落。引き続き119円を維持するも、売り圧力は続く。

EURUSD
ギリシャとの債務問題での話し合いは継続中。IMFはユーロ圏の成長を上方修正、ECBはギリシャ向けELAの増加を決定。米小売売上高を契機に上昇へと変化し、1.0700台を達成後に、売りへと変化。

GBPUSD
米小売売上高を契機に上昇へと変化し、一時1.4800の大台を達成し、1.4760~00のレンジの高値圏で推移。

AUDUSD
欧州市場に0.7550台の安値を達成、米小売売上高を契機に0.7650近くまで上昇し、0.7625~40で推移。

USDCAD
1.2600を高値に上げどまり、米小売売上高を契機に1.2580→1.2450台へ急落、原油価格の上昇も加わり、1.2500の上値は重く安値圏で推移。

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ECB=ギリシャ向け緊急流動性支援(ELA)を8億ユーロ拡大し、上限を740億ユーロへ。

FRBの公定歩合議事録=4地区連銀(フィラデルフィア、カンザスシティー、ダラス,
クリーブランド)が再度、引き上げを提案。1地区連銀が利下げを支持。

カナダ高官=G20高官はドル高の影響を考察へ。

IMFチーフエコノミスト=異常なドル変動となった場合、FRBは利上げを見送る可能性も。

IMFチーフエコノミスト=米国経済の回復は順調で継続。


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