2015年3月24日火曜日

2015年3月24日(火曜)昨日23日、海外市場の動き

2015年3月24日(火曜)昨日23日、海外市場の動き

週明けの為替市場は、FOMC後から続くドル弱気なムードは止まらず。ドラギECB総裁の議会証言で、インフレ率は年末にかけ緩やかに上昇との発言をきっかけに、ドルロングポジションの巻き戻しがスタート。米通貨当局者によるドル高を懸念する声が続き、弱い経済指標に、米金利は低下し、ドルは全面安!

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米株は小幅下落、米金利は低下、
原油価格は上昇、金価格も上昇
DXYは大幅低下

ドラギECB総裁は議会証言で、インフレ率は年末にかけ緩やかに上昇 → インフレ期待の上昇と、2016年9月末の終了予定が前倒しされるとの思惑もあり、欧州債権利回り上昇、欧州株は下落し、EURUSDが上昇し、ドル売りを先導。

米国発のドルに関しての発言が目立ち、ドル売り思考が強まる
○メスター・クリーブランド連銀総裁は、ドル相場の動向も利上げ決定での一要因。
○ブラード・セントルイス連銀総裁は、ドル指数は適正水準に近い。EURUSDが
○ムーディーズ報告書=強いドルは資金調達が必要な国に打撃を与える

弱い米経済指標
米シカゴ連銀活動指数は弱く、-0.11(予想0.10)
米中古住宅販売件数も弱く、前月比1.2%(予想1.7%)

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ドラギECB総裁の議会証言=ユーロ圏のインフレ率は数か月間は低水準で、年末にかけ緩やかに上昇 → インフレ期待の上昇と、2016年9月末の終了予定が前倒しされるとの思惑もあり、欧州債権利回り上昇、欧州株は下落し、EURUSDが上昇し、ドル売りを先導。

スペイン・アンダルシア自治州議会選挙=反緊縮を掲げる左派新党ポデモスが勢力を伸ばし、第3党となる。→ 政治的なリスクがたかまる。、

ドラギECB総裁の議会証言=ギリシャ担保特例措は、条件を満たせば復活させることができる。数年前に比べユーロ圏全体がギリシャ問題への耐性を増し、現時点でシステミックリスクが存在するとは考えていない。

ギリシャ・ドイツ首脳会談=大きな進展は見られず。ギリシャはドイツでなく、ユーロ圏財務相会合に改革リストを提示へ。

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ブラード・セントルイス連銀総裁=ドル指数は適正水準に近い。QEでEURの下落が始まったが、市場はすでに織り込み済みで驚くべきではない。EURUSDがどう動くのかは不透明。

ブラード・セントルイス連銀総裁=私がよりハト派的になったわけではない。FOMCが3月に動かなかっただけで、不透明感からある程度のハト派色が見られた。夏にかけて発表される指標を受けて行動を取ることが可能になるが、行動する必要はない。

メスター・クリーブランド連銀総裁=利上げ決定で、ドル相場の動向も一要因で注視。利上げ時期は6月の可能性。

フィッシャーFRB副議長=利上げは年末前の実施が正当化される可能性が高く、効果がコストを上回った時に実施されるべきで、毎回のFOMCで政策判断を決定、将来の金利の道筋は不確か。

フィッシャーFRB副議長=労働市場の状況が一段の回復を遂げ、インフレ率が中期目標の2%に向けて回帰すること自信が持てるようになった時点で引き締めを実施。

フィッシャーFRB副議長=ドル高や原油安は政策決定に影響を及ぼすが、FRBは重要視しないようにしている。引き締め手段はリスクも伴うとけん制。

フィッシャーFRB副議長=ECBのQEは、当初予想より市場への影響は大きく、欧州の経済活動への期待に対しても予想以上に影響。

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IMF=スイス中銀は景気の減速に歯止めをかけるために一段の金融緩和を検討するべきで、資産買い入れも可能。

ムーディーズ報告書=強いドルは資金調達が必要な国に打撃を与える

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