2015年3月12日(木曜)アジア市場の動き
日本の株高は止まらず。日経平均株価が一時1万9千円台に乗せ上昇、2万円の大台がすぐ手の届くところまできている。
その影響にUSDJPYは買い圧力が続くも、最近の為替相場は、株高=円安の方程式は、やや崩れ始め、USDJPYも上値は重い展開となっている。
今日、今までのヒーローはNZDで、『政策金利は当面安定推移』との中銀声明に早朝からNZDUSDの買いが市場をリードし、強い雇用統計となったAUDUSDの買いを誘い、ドル高の修正を迎える。
欧州市場に入ると、ギリシャと債権者の交渉の硬直化は懸念されるも、欧州債の利回りは上昇、ドル売りの流れが全通貨に広まり、EURUSDは1.0500をボトムに上昇、GBPUSDは1.4900を割り込むことはなく上昇。USDJPYも121円を再び試す動きとなっている。
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NZ中銀は予想通り、政策金利3.5%の据え置きを実施。
ウィーラーNZ中銀総裁声明は、中銀の予測の中央値は政策金利が当面安定推移するとの見方と一致。弱いインフレ動向を踏まえ、当面は金利据え置きの継続が見込まれる。
ウィーラーNZ中銀総裁声明は、将来の金利調整が利上げになるか利下げになるかは、今後の経済指標次第。⇒ 利下げリスクの懸念が弱まるり、NZドル買いが強まる。
ウィーラーNZ中銀総裁声明は、通貨は正当化できず持続不可能なほど高くかなりの調整が必要の認識。
ウィーラーNZ中銀総裁議会の委員会=インフレ率が中銀の中期目標である2%前後に達するまで、ある程度時間がかかる。
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豪雇用統計は、失業率は低下し、雇用者数は増加するも、市場参加者は中銀の追加利下げを期待。
韓国中銀=予想に反し、政策金利を2.0→1.75%に引き下げた。
NY州ディナポリ会計検査院長の見積もり=ウォール街の従業員らのボーナスは1人当たり平均では17万2860ドル(約2100万円)、総額285億ドル(約3.46兆円)
塩崎厚労相、GPIFと3共済、運用基本指針策定しモデルポート作る方針。
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バルファキス・ギリシャ財務相=ECBはわが国の政府を窒息させるような政策を追求している。ギリシャのユーロ圏におけるパートナーやIMFにも向けられており、ギリシャとの間で解決策を見つけることを強要している。
バルファキス・ギリシャ財務相=ショイブレ氏は私がドイツ政府の信頼を失ったと言ったので、ドイツ政府から信頼されていたことはこれまでないと伝えた。
バルファキス・ギリシャ財務相=ユーログループでの経済政策の非政治化が欧州をデフレに導いた。ユーロバロメーターの調査では、EUの機関を信頼していないという回答が寄せられている。
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