2015年2月27日金曜日

2月27日 (金) 22:30 米第4四半期GDP・第2次速報値(取引通貨ペア USDJPY)

2月27日 (金) 22:30 米第4四半期GDP・第2次速報値(取引通貨ペア USDJPY)


≪説明≫

週末金曜日。今週はギリシャ債務交渉もようやく第一関門を突破、イエレンFRB議長の議会証言も終わりました。


昨日は市場の関心は、ECBがQEを3月から開始することで、独7年債、5年債利回りはマイナス圏へと低下し、逆に、強い米経済指標とドル高容認の思惑、そして、変わらぬ利上げ観測に、米金利が上昇。金利差相場がにわかにクローズアップされています。


今日の米GDPは第4四半期の第2次速報値となります。最近の経済指標やイベントによる直後の相場変動も比較的落ち着きを取り戻し、先週まで乱高下は見られなくなっています。
その分、テクニカルポイントやトレンドを意識した取引が必要と判断します。


USDJPYのDailyチャートは、2月9日以降では118.00~120.50円のレンジに収束し、2月13日以降では118.20~119.80円のレンジ相場が続いています。


8時間チャートでは、底値を緩やかに切り上げ、動きは鈍い中で119円台を試す動きが続いています。1時間チャートでも、118.60~119.50円に収まり動きが鈍くなています。
さて、今日のGDP発表後の相場展開を考えれば、予想外の数字となるリスクはあるものの、トレンドを作れるような動きは期待できそうにありません。


ある程度の弱い数字を織り込みながらドル高傾向を維持していると判断しています。現時点では、118.70~119.80円の上下に近い水準で取引を考えながらも、今後の欧州市場や米国市場序盤の動きを見て最終的に判断したいと思います。


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今回米GDPの予想は、前期比年率2.0%と速報の2.6%から低下が予想されています。
過去24回の予想と実際との差は、前期比年率で、最大1.2%、平均では0.5%となっており、比較的差が大きい指標です。


過去16回のUSDJPYで取引直後15分間の変化は、最大で61pips(高値-安値)、平均では26pipsとそれほど大きな変化とはなっていません。
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≪今回の予想と前回の数字≫
前期比年率=予想2.0% 前回2.6%
≪過去24回の予想と実際との差≫
前期比年率
MAX=1.2%
MIN=0.0%
AVE=0.5%


≪USDPY 過去16回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max61pips
Hi-low=Min7pips
Hi-low=Ave26pips
Open-Hi=Max61pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave16pips
Open-Low=Max24pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave9pips



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