2月12日 (木)09:30 豪雇用統計(取引通貨ペア AUDJPY)
≪説明≫
今日の豪雇用統計は非常に重要で、この結果をみながら、2月17日の豪中銀金融政策の動きを判断することになる。金利を据え置くのか? または、前回の会合と同じく、サプライズな利下げをするのか? それを決定づける判断材料の一つとなっている。
大方は政策金利の据え置きを予想しているものの、結果が判明するまでは、積極的にAUDを買う動くも考えにくい。
AUDJPYは、92.00円の大台を回復してからは、93円の壁を越えられず、ギリシャが債務問題で決着つかず、リスクオンの流れに上値は重くなっている。8時間チャートでは、92.40~93.30の上下ポイントが重要となっている。
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今回の雇用統計の予想は、失業率は6.2%と前回の6.1%から若干の悪化が予想されており、雇用者数も予想-0.5万人と前回の3.74万人かは大幅な減少が予想されている。
過去21回のデータでは、予想と実際との差は、失業率で最大0.40%、平均0.10%と、0.2%超の差では動きが大きくなることが予想される。また、重要な新規雇用者数は、最大106,000人、平均すると21,560人で、4万人超の差はサプライズとなるが、今回は弱いデータを期待しており、インパクトとしては強い数字に反応しやすくなっている。
過去17回のデータでは、AUDJPYで発表直後15分間の相場変動では、最大90pips(高値-安値)、平均すると49pipsと、比較的変動の大きな経済指標となっている。
発表の時間帯や思惑などを考えれば、発表前から相場を動かそうとする投機筋が表れやすく、直前の相場変動に惑わされないような、オーダーを考える必要がある。
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≪今回の予想と前回の数字≫
雇用統計
失業率=予想6.2% 前回6.1%、
雇用者数=予想-0.5万人 前回3.74万人
労働参加率=予想64.8% 前回64.8%
≪過去21回の予想と実際との差≫
失業率
Max=0.40%
Min=0.00%
Ave=0.10%
新規雇用者数
Max=106,000人
Min=600人
Ave=21,560人
≪AUDJPY 過去17回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max90pips
Hi-low=Min20pips
Hi-low=Ave49pips
Open-Hi=Max71pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave21pips
Open-Low=Max90pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave28pips
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