EURUSDの変動は止まず。欧州市場では上下変動は覚悟せざるを得ないのでは?
ギリシャ総選挙は、野党の急進左派連合が勝利へ。ツィプラス党首(SYRIZA)は国際債権団の要求に服従する時代は終わったと、緊縮財政との決別を宣言した。
ギリシャ国民が失った尊厳を取り戻すことになるだろうと、強気な発言とは言うものの、ギリシャはEU、ECB、IMFの支援なしで、国家を運営していけるのだろうか?
市場の反応は、とりあえずEUR売りで、先週末NY市場の終値EURUSD1.1200台から、100ポイント近い、EURUSD1.11近辺まで下落、それを、ボトムにし、100ポイントと元の水準近くまで値を戻している。
事前の世論調査では急進左派連合の支持率が高かったことで、現状は予想外のサプラズではないような値動きとなっている。
悪材料が出尽くしによる、EURの買戻しになるのか? ギリシャ発のEUR売り再開となるのか? 欧州市場の動きを見守る以外になさそうである。
いずれにしても、一朝一夕に、ことが解決するとは思えず、投機筋の狙いは、ユーロショートの一時的な買戻しを意識しながらも、1.1300台でストップで、1.0000割れを視野にした、ユーロ売りモード継続と考えていることは容易に推測できる。
反面、EURUSD1.000をターゲットにした取引を継続していた市場参加者は多くいたことも事実ではないだろうか? 今回の下げは1.16近辺からスターとし、すでに500point近く下げている。
そして、今日、今までの上下変動を考えれば、最低でも100pips、最大300pips程度の上下変動は覚悟せざるを得ないのでは?
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