2015年1月22日(木曜) 昨日21日、海外市場の動き
BOEの利上げ観測遠き、カナダ中銀も利下へ。相次ぐ利下げに、今日のECB理事会では大幅なQE期待一色。結果は、ドル全面高。米株は小幅上昇、原油価格は上昇、金価格はほぼ横ばい、米金利は上昇。
直近でも、スイス、デンマーク、トルコと利下げを実施していた。カナダも、昨日突然に利下げを実施し、カナダ売りへと急変。これらは、ECBのQE実施を事前に意識したと行動とも言われている。
BOEの議事録から、2名の理事が利上げを撤回し全員が据え置き支持へと変化し、2015年の利上げの芽がなくなったと思われ、GBPは下落。
今日22日のECB理事会も当然大規模なQEを決めるだろうとの雰囲気が強まっている。
その中で、ECBは2016年まで、月間500億ユーロのQEが提案されていると報道が流れ、EURUSDは1.6230近辺から→1.1570近くまで急落。ただし、購入額がちょとすくないのでは? との疑念に1.1670台へと上昇、100ポイントのレンジで上下へ。
グリアOECD事務総長は、ECBは無制限の債券買い入れを実施すべきと主張するなど、より大幅な緩和策の期待感に、再び1.1560台へと下落するなど、今日のECB理事会で波乱のムードを先取りした動きとなった。
カナダ中銀のサプライズの利下げに、USDCAD=1.2060→1.2390台へ330ポイント近くへ一時上昇。AUDUSD=0.8220→0.8080へ140ポイント急落、NZDUSD=0.7700台→0.7560近くへとこれも140ポイント近く急落。
そんな状況の中で、日銀は一部で期待された追加緩和を見送り、一時円高へと動いたものの、続かず。ドル全面高の中で健闘していると思われるが、USDJPYも117.20円をボトムに、118.10円台まで90ポイント近く上昇。
グリアOECD事務総長=ECBは無制限の債券買い入れを実施すべきと主張。
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